旧正月に発生した女子大生強姦殺人事件、発端は被害者母親の麻薬代金未払い

2019/10/24 16:10 JST配信

 今年のテト(旧正月)の連休中に西北部地方ディエンビエン省ディエンビエン郡で発生した女子大生強姦殺人事件について、同省警察が捜査結果を発表した。この事件は、テトで里帰り中だったC・T・M・Dさん(当時22歳)が、母親が売る鶏を配達する途中で拉致被害に遭い、複数人に性的暴行を受けた末に殺害されたというもの。

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 捜査結果によると、別の麻薬密輸密売事件で逮捕されて捜査を受けているチャン・ティ・ヒエン容疑者(44歳、Dさんの実母)が2009年に、Dさん強姦殺人事件の主犯格であるビー・バン・トアン容疑者(男・37歳)から麻薬を購入したが、3億VND(約140万円)の支払いを渋っていたことが事件の発端になったとしている。

 トアン容疑者はその後、麻薬密輸密売罪に問われて禁固刑を言い渡された。服役を終えて出所した同容疑者は2019年1月31日、市場でヒエン容疑者と会って未払いになっていた麻薬代金の支払いを求めたが、ヒエン容疑者がこれを拒否。

 腹を立てたトアン容疑者は2月1日、同じ刑務所で服役していたブオン・バン・フン容疑者(男・35歳)と、ブイ・バン・コン容疑者(男・44歳)の2人に代金取立ての協力を求めた。ヒエン容疑者はコン容疑者に対しても麻薬代金3000万VND(約14万円)を支払っていなかった。

 トアン容疑者は、取立ての報酬として2人に5000万VND(約23万4000円)を支払うことで一致。3人はさらに仲間を集めて共謀し、もともとは母親であるヒエン容疑者の拉致を企んでいたが、コン容疑者が「娘を狙ったほうが効果的」と提案。その後、トアン容疑者の指示のもとDさんを拉致。複数人がかりでDさんを何度も強姦した末に殺害して死体を遺棄した。

 同事件では9人が容疑者として特定。このうち8人が強盗、拉致、強姦、殺人、麻薬違法所持などの容疑で、コン容疑者の妻ブイ・ティ・キム・トゥー容疑者(44歳)は犯人蔵匿容疑で、それぞれ捜査を受けていた。

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