ダラット:火葬場完成もオープンのめどたたず

2008/06/20 08:44 JST配信

 中部高原地方ラムドン省ダラット市で、同省では初めての火葬場が今年1月に完成した。しかしその後5カ月経過した現在もオープンのめどはたっておらず、地元の人々は依然としてホーチミン市ドンナイ省の火葬場を利用している。

 このダラット火葬場は、面積2.5ヘクタールの敷地に米国から最新の火葬技術を導入して建設された。投資額は約100億ドン(約6000万円)。火葬場を建設したダラット都市施設管理社によると、オープンが遅れているのは火葬料金の設定に時間がかかっているため。同省で初の火葬施設となるため前例がなく、他の省や市のサービス料金を調査中なのだという。

 この案件はこれまでに何度も投資額が変更され、当初の25億ドン(約1500万円)から最終的に100億ドンにまで膨れ上がった。着工後、施設は未完のまま長期間放置されていたが、1月にようやく建設工事が完了。しかし今になって火葬料金の調査に数カ月も要するなど、手際の悪さに地元住民らは半ばあきれ顔だ。

[Tien phong online, Thu Nam, 12/06/2008, 14:37]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 工業炉や火葬設備、タイル住設などの事業を手掛ける株式会社宮本工業所(富山県富山市)は8日、地場バッ...
 政府は5日、墓地と火葬施設の建設・管理・利用に関する政令第23号/2016/ND-CPを公布した。政令は5月27...
 ホーチミン市人民委員会は11日、同市で葬儀を行う際に従来の土葬ではなく火葬を行うよう奨励する決定第...

新着ニュース一覧

 中国発のぬいぐるみ「ベイビー・スリー(Baby Three=娃三歳)」が、ホーチミン市の若者の間でブームにな...
 デジタル旅行プラットフォーム「アゴダ(Agoda)」を運営するアゴダ・カンパニー(Agoda Company、シンガ...
 南中部沿岸地方ダナン市観光局は、2024年12月14日(土)から2025年1月2日(木)にかけて「クリスマス&ニュ...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 午後3時、ハノイ市ハイバーチュン区ファムディンホー街区在住のグエン・ゴック・クアンさん(男性・61歳...
 カンボジア公式訪問を開始したチャン・タイン・マン国会議長は21日、カンボジアの首都プノンペンで、同...
 ベトナム共産党政治局・書記局は20日に開かれた会合で、政治局員・国会共産党連合会書記・国会議長在任...
 ワインの輸入販売などを手掛けるエノテカ株式会社(東京都港区)は11月25日、ホーチミン市1区のホーチミ...
 住商アグロインターナショナル株式会社(住商アグロ、東京都千代田区)は、ベトナムの農業資材販売会社で...
 ベトナム最大の企業管理職向けソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を運営するアンファベ(Anph...
 南部メコンデルタ地方カマウ省人民委員会は19日、ダムゾイ郡でダムゾイ・カイヌオック・チャーラー(Dam...
 ホーチミン市人民委員会は21日、12月の商業運転開始を予定している都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~...
 21日から23日までの日程でマレーシアを公式訪問中のトー・ラム書記長は21日、最高儀礼に則り盛大に執り...
 ドミニカ共和国を公式訪問中のファム・ミン・チン首相は現地時間20日、ルイス・ロドルフォ・アビナデル...
 米不動産サービス大手クッシュマン&ウェイクフィールド(Cushman & Wakefield=C&W)がこのほど発表した...
 南中部高原地方総合病院は19日、自宅で調理したヒキガエルの肉と卵を食べた児童2人が中毒を起こしたと...
トップページに戻る