危険な着陸許可出した管制官ら7人に処分

2010/05/02 06:51 JST配信

 ハノイ市ノイバイ国際空港で車両のある滑走路に航空管制官が着陸許可を出した問題で、ベトナム民間航空局はこのほど、この問題に関連した7人の職員の処分を決定した。7人の内訳は、滑走路の清掃を行っていた技術サービスセンター職員2人、航空管制官5人。

 7人全員に1人当たり500万ドン(約2万5000円)の罰金が科されたほか、管制官5人には職務停止と6~12カ月の研修義務が課された。航空局によると、清掃作業員2人は問題発生直後に誤りを認めたが、管制官ら5人は違反事実を認めず、航空局の査察後にようやく認めたという。

 問題が起きたのは先月23日午前4時過ぎで、米航空貨物輸送大手フェデラルエクスプレス(フェデックス)の貨物機がノイバイ空港管制塔から着陸許可を得、着陸態勢に入った直後に滑走路上に車両を発見した。同機はいったん着陸を取りやめ、その後無事着陸した。

[VnExpress, 27/4/2010, 11:28 GMT+7]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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