ベトナム航空、無資格の韓国人操縦士事件で、厳重注意

2011/11/07 05:59 JST配信

 ベトナム航空(VNA)がホーチミン発~プサン行きの旅客機「エアバスA320」に無資格の韓国人操縦士を搭乗させていた件で、プサンの金海国際空港当局はベトナム航空に対して、操縦士の管理を徹底し、再発を防ぐよう勧告した。3日付グオイラオドン紙(電子版)が報じた。

 騒動の発端は今年4月26日、ベトナム航空所属の旅客機が着陸時に滑走路に進入できず着陸に失敗、いったん離陸を試みた末に着陸するという事態が発生していたもので、その後、副操縦士として無資格の韓国人が搭乗していた事が発覚した。この韓国人操縦士は、昨年ベトナム航空に就職、その際、他社で「エアバス320A」を操縦した経験があるという偽造書類を作成し、提出していた。

 ベトナム航空では、現在、全操縦士の内、約25%に当たる150人の外国人操縦士が所属しており、ベトナム人操縦士の10倍の給料を与えている。ベトナム航空局は、同社に厳重注意すると共に、安全面を徹底するよう要請した。

[T.Hà nguoilaodong 03/11/2011 11:41U]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ドイツ格安航空会社ジャーマンウイングス(Germanwings)機の墜落事故は副操縦士の異常行動が原因とみら...
 ベトナムの航空各社が外国人操縦士に支払う月給は1億5000万ドン~2億ドン(約55万~73万2600円)とされ...

新着ニュース一覧

 ベトナム株式市場は7日の取引で、アジア主要市場の中で最も大きく下落した。VNインデックスは前日比▲43...
 政府は、台風13号(アジア名:カルマエギ、日本では台風25号)で被災地となった南中部地方のクアンガイ省...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ベトナム国家民間防衛指導委員会は7日朝、6日夜に南中部に上陸した台風13号(アジア名:カルマエギ、日...
 混み合う大学の中庭で、身長110cmのグエン・ティ・フオンさん(女性・23歳)は、まるで小学生が足早に歩...
 ホーチミン市建設局傘下の11区建設投資プロジェクト管理委員会は4日、同市フート街区(旧11区)のフート...
 韓国の食品製造会社であるサムファF&C(Samhwa F&C)はこのほど、自社で展開するフローズンヨーグルトの...
 ベトナムIT最大手のFPT情報通信[FPT](FPT Corporation)は、ドイツのフラ
 ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)は6日、独自ブランドの香り「ニャー
 計画投資省海外投資局(FIA)が発表した海外直接投資(FDI)に関するデータによると、2025年1~10月期のFDI...
 ハノイ市人民委員会主席のチャン・シー・タイン氏が5日、党中央執行委員会によって中央監査委員長に選...
 ハノイ市の国家展示センター(VEC)で開催された「秋季フェア」で、トゥアンギア製造組立(Tuan Nghia)が...
 ホーチミン市建設局によると、同市コンダオ特区(コンダオ諸島)で初の電気バス路線が12月初旬に運行を開...
 格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は、11月11
 自然エネルギー発電所の発電事業(IPP)などを手掛ける自然電力株式会社(福岡県福岡市)がグループ会社を...
トップページに戻る