通信・IT最大手FPT社会長、「日経アジア賞」経済部門で受賞

2013/05/10 13:14 JST配信

 通信・IT分野でベトナム最大手のFPT情報通信[FPT]のチュオン・ザー・ビン会長はこのほど、アジアの安定や発展に貢献した人物や団体を表彰する「日経アジア賞」の受賞者の一人に選ばれた。6日付タインニエン紙が報じた。

(C)tinmoi, チュオン・ザー・ビンFPT会長
(C)tinmoi, チュオン・ザー・ビンFPT会長

 ビン会長は、ベトナムのIT産業の発展に貢献したことが評価され、経済発展部門で受賞した。ビン会長は長年業界の確立に尽力し、IT業界団体の設立や人材育成を行ってきた。受賞式は5月22日に東京で執り行われる。

 「日経アジア賞」は、1996年に日本経済新聞社の創立120年を記念して創設された。同賞には、◇経済発展部門、◇科学技術部門、◇文化部門の3部門がある。科学技術部門の受賞者は、インドのソニヤ薬科大学名誉教授テジラジ・アミナバビ氏。文化部門ではカンボジアの建築家、ヴァン・モリヴァン氏が受賞している。

なお、ベトナムの歴代受賞者には、◇ベトナム映画人協会会長で映画監督のダン・ニャット・ミン氏(文化部門)、◇アンザン大学学長のボー・トン・スアン氏(経済発展部門)、◇作家のバオ・ニン氏(文化部門)がおり、ビン会長はベトナム人としては4人目の受賞者となる。

[Hoàng Uy, thanhnien , 06/05/2013 17:34, K S]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 小児外科医でビンメック幹細胞・遺伝子技術研究所所長のグエン・タイン・リエム氏が、アジアの発展と繁...
 地場乳製品製造最大手ビナミルク[VNM](Vinamilk)のマイ・キエウ・リエン会長兼社長が
 東京国立近代美術館フィルムセンターで2月17日(火)から3月15日(日)まで、アジア映画の上映企画「現代ア...
 通信・IT分野最大手FPT情報通信[FPT]傘下FPTソフトウェアの日本法人であるFPTジャパン
 通信・IT分野最大手のFPT情報通信[FPT]は3日、ソフトウェアマガジン誌の選ぶ「世界ソフ
 ベトナム作家協会のメンバーも務める作家バオ・ニン氏(本名ホアン・アウ・フオン)が「第16回日経アジア...

新着ニュース一覧

 中国発のぬいぐるみ「ベイビー・スリー(Baby Three=娃三歳)」が、ホーチミン市の若者の間でブームにな...
 デジタル旅行プラットフォーム「アゴダ(Agoda)」を運営するアゴダ・カンパニー(Agoda Company、シンガ...
 南中部沿岸地方ダナン市観光局は、2024年12月14日(土)から2025年1月2日(木)にかけて「クリスマス&ニュ...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 午後3時、ハノイ市ハイバーチュン区ファムディンホー街区在住のグエン・ゴック・クアンさん(男性・61歳...
 カンボジア公式訪問を開始したチャン・タイン・マン国会議長は21日、カンボジアの首都プノンペンで、同...
 ベトナム共産党政治局・書記局は20日に開かれた会合で、政治局員・国会共産党連合会書記・国会議長在任...
 ワインの輸入販売などを手掛けるエノテカ株式会社(東京都港区)は11月25日、ホーチミン市1区のホーチミ...
 住商アグロインターナショナル株式会社(住商アグロ、東京都千代田区)は、ベトナムの農業資材販売会社で...
 ベトナム最大の企業管理職向けソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を運営するアンファベ(Anph...
 南部メコンデルタ地方カマウ省人民委員会は19日、ダムゾイ郡でダムゾイ・カイヌオック・チャーラー(Dam...
 ホーチミン市人民委員会は21日、12月の商業運転開始を予定している都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~...
 21日から23日までの日程でマレーシアを公式訪問中のトー・ラム書記長は21日、最高儀礼に則り盛大に執り...
 ドミニカ共和国を公式訪問中のファム・ミン・チン首相は現地時間20日、ルイス・ロドルフォ・アビナデル...
 米不動産サービス大手クッシュマン&ウェイクフィールド(Cushman & Wakefield=C&W)がこのほど発表した...
 南中部高原地方総合病院は19日、自宅で調理したヒキガエルの肉と卵を食べた児童2人が中毒を起こしたと...
トップページに戻る