「ダー」と呼ばれる覚醒剤、ハノイで若者が乱用

2013/07/05 12:47 JST配信

 この数年、大都市の若者らの間で結晶状の「ダー(đá:アイス)」と呼ばれる薬物の使用が増えている。ハノイ市では麻薬販売網が拡大しており、簡単に入手できてしまう。ダーを使用しているという男性Hに同行取材した。3日付ティントゥックが報じた。

(C)Tin tuc、吸引具
(C)Tin tuc、吸引具

 週末のある夜、ドンダー区のデラタイン通りの路地奥にバイクで乗りつけたHが、携帯電話で連絡すると、背の高い男が現われ低い声で「4人分で100万ドン(約4740円)」と告げた。Hは金を支払ってすぐその場を去り、仲間3人の待つ家に向かった。

 彼らはペットボトルなどで作った簡素な吸引装置を用意していた。リーダーがライターであぶり、まずHに吸引を勧めた。Hは「最初はゆっくり、煙が溜まってきたら一気に吸い込む」とコツを指南する。Hによると、薬が効いてくると頭がはっきりし、やがて幻覚が現われるが、神経の強い人は自分で幻覚をコントロールできるのだという。

 ハノイ市警察刑事技術課によると、ダーは覚醒剤のメタンフェタミンで、錠剤もあるが国内では結晶が出回っているという。これを使用すると、神経が興奮して眠気や疲労感がなくなり、頭が冴えたような感じになる。しかし乱用を続けると、幻覚や妄想が現われ、精神錯乱状態に陥る場合があるほか、急性中毒で死に至ることもある。

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