ダクラク省:ドリアンを正体不明の薬品に漬けて成熟早める

2013/10/09 12:55 JST配信

 強烈な匂いを放つ一方、果物の王様とも言われるドリアン。その栽培地として知られる中部高原地方ダクラク省クロンパク郡では、ほとんどの農家が収穫後に成熟を早めるために正体不明の薬品を使用している。7日付グオイラオドン紙(電子版)が報じた。

(C)Nguoi lao dong
(C)Nguoi lao dong

 クロンパク郡エアヨン村のある農家を訪れた時、主人のNさんはドリアンをバケツの液体に漬ける作業の真っ最中だった。Nさんは私達を家に招き入れ、「安心して下さい。これは薬に漬けてませんから」と言いながらドリアンを出してくれた。Nさんの家では、果物の成熟を早めるのに成熟促進剤を使っている。これに漬けると3~4日で完熟するという。

 この地方のほとんどの農家がドリアンを生産しており、北部やホーチミン市の買い付け業者相手に売っている。業者はコストを削減しようと、数か所の農家でまとめて買おうとするため、農家側はこれに合わせて一度に大量に収穫し、薬品に漬けて引き渡すという流れになっている。

 ダクラク省植物保護支局の幹部によると、成熟促進剤は流通や使用が認められておらず、人の健康への影響がどの程度あるのかもわかっていないという。また、多くの農家で防カビ剤の「カルベンダジム」や殺菌剤の「テブコナゾール」も使用されており、健康への影響が懸念されている。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 メコンデルタ地方ではよく知られている「種返却システム」を採用したドリアン専門店がホーチミン市でも...
 南中部高原地方ザライ省警察は13日、食品への使用が禁止されている化学薬品を使ってドリアンの成熟を早...
 東南部地方ビンズオン省市場管理支局は17日、トゥアンアン町のモヤシ生産施設を立ち入り検査し、筒状の...
 ジャックフルーツ(パラミツ)の栽培地として知られる南中部高原地方ダクラク省とダクノン省では、収穫後...
 ハノイ市警察はこのほど、同市タインスアン区グイニューコントゥム通り107番地にある食品卸業者ドンヤ...
 南中部沿岸地方ビンディン省国境警備隊は30日午前3時30分ごろ、正体不明の偽食用油を密輸した疑いで同...
 メコンデルタ地方ティエンザン省でドリアンの販売価格が急落している。同省では最近、農家がドリアンの...
 ハノイ市植物保護局は、バナナ、パパイヤの実から成熟を促進するための化学物質が検出されたと発表した...

新着ニュース一覧

 ベトナム国内の石油元売り各社は、エネルギー安全保障の強化と化石燃料の輸入依存からの脱却を目指し、...
 ベトナム政府は19日、決議第36号/NQ-CPの一部を改正・補足する決議第55号/NQ-CPを公布した。同決議は同...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 観光不動産開発を中核とする地場系コングロマリット(複合企業)サングループ(Sun Group)と、シンガポー...
 ハノイ市郊外のダイスエン村(旧フースエン郡)ダーチャット村落の人々は、ベトナム語の標準語とは別に、...
 保健省医薬品管理局は17日付けで、台湾製の手足口病ワクチン「エンバックジェン(Envacgen)」の使用を承...
 ベラルーシ国営のベラヴィア航空(Belavia Belarusian Airlines)は20日、ベラルーシの首都ミンスクとカ...
 英国航空サービスリサーチ会社のスカイトラックス(Skytrax)が発表した「世界の空港トップ100(The World...
 ホーチミン市警察刑事警察部は、タンソンニャット国際空港の空港警察と連携し、市内のホテルで殺人を犯...
 独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC、東京都港区)は、ベトナム石炭鉱産グループ(Vietnam...
 23日のベトナム株式市場はほぼ全面安の展開となり、VNインデックスは3日連続で大幅に下落した。VNイン...
 国家選挙評議会は21日、3月15日に実施された第16期(2026~2031年任期)の国会議員および各レベル人民評...
 ファム・ミン・チン首相は19日、エネルギー使用の効率化、エネルギー転換の促進、および電動車両などの...
 ホーチミン市のドゥックバー(聖母マリア)教会で19日、新しい2本の十字架が教会の2つの鐘塔の上に設置さ...
 ベトナム共産党のトー・ラム書記長は17日、新時代における首都ハノイの建設・発展に関する政治局決議第...
トップページに戻る