ベトナム統計総局と国連児童基金(ユニセフ=Unicef)は4日、「2013~2014年児童と女性に関する目標達成度評価」の結果を発表した。完全母乳育児の割合や児童の死亡率などが、目標に達していないことが分かった。
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過去5年間の5歳未満児の死亡率は1000人中約20人で、生後1か月以内の死亡が大半を占め、この数は増加傾向にある。生後6か月未満児の完全母乳育児の割合は24.3%で、以前よりは増加したが、まだ低い水準にある。政府は2020年までに60%達成の目標を掲げているが、まだ大幅な開きがある。地域別では東南部が最低で7.4%、北部山岳・半山岳地帯が最高で41%だった。
児童の精神生活に関するアンケート調査結果では、1~14歳の児童の41%が鞭(むち)による罰を受けたことがあり、60%近くが罰を受けた時に心理的な圧迫を感じていた。また、学齢期児童の多くが生活のために働いたり家庭内で重労働をしたりしていた。
労働傷病兵社会省児童保護養育局のグエン・ハイ・ヒュー局長は、これらの結果を今後の児童に関する政策や計画の策定に反映させたいと話している。