ホーチミン市ビンチャイン郡ビンロック工業団地でこのほど、ベトナム最大のバインセオ(Banh xeo:ベトナム風お好み焼き)がお披露目された。
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これは、製粉・食用油大手の昭和産業株式会社(東京都千代田区)と伊藤忠商事株式会社(東京都港区)が出資する地場調整粉大手のインターミックス(Intermix)社が、自社製品を用いて作ったもの。
この巨大バインセオは総勢40人がかりで作られ、直径1.9m、重さ10kgで、約50人分となる。材料は米粉6kgと、豚肉、エビ、鶏肉、マッシュルーム、ネギなどの具材8kg、油0.5L。バインセオを焼くフライパンは直径2m、重さ35kgのものが用いられ、焼き上げる作業には35~40分を要したという。
インターミックス社によると、同市8区グエンバンリン通りで12日に開催される「ビンディエン春の花まつり(Cho hoa xuan Binh Dien)」の開幕式の場で、国内最大のバインセオとして正式にベトナム版ギネスブックに認定される予定だ。また、バインセオを同時に作った最多人数としてもギネスに申請するという。
なお、「ビンディエン春の花まつり」は12日から15日まで開催される。来場者は会期中に巨大バインセオ作りを見学できるほか、無料でバインセオを試食することができる。