ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンメック国際総合病院(Vinmec International Hospital)で11日13時頃、同病院として初の体外受精による赤ちゃんが誕生した。母子共に健康状態は良好だという。
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紅河デルタ地方ビンフック省出身のホアン・ティ・ビック・フエさんは、多嚢胞性卵巣症候群で2010年からいくつもの出産支援センターへ通い不妊治療を受けたが、なかなか子供を授かることができなかった。
その後、フエさんはビンメック国際総合病院で2014年11月に開業したビンメック出産支援センターで体外受精を受け、妊娠に成功。体重3kgの元気な男児を出産した。同病院でフエさんは、体外受精にかかった費用の半額と帝王切開手術の全額免除といった支援を受けた。
同病院は2012年開業。部屋総数は600室で、一般用の病室や診察室などのほか、VIP用の診察室や首相専用の診察室なども設置されている。6月には、米国の国際医療機能評価機構であるジョイント・コミッション・インターナショナル(Joint Commission International=JCI)から、JCIの病院プログラムで国内初となるJCI認定を取得した。