AT限定免許証の認知広まらず、3か月の受講者数わずか10人

2016/04/05 04:02 JST配信

 2016年1月1日から、ベトナムでもオートマチック(AT)車限定の第一種自動車免許証(B1)が発行されている。しかし、ハノイ市交通運輸局のチュオン・ディン・ギア車両管理部長によると、市内の各自動車教習所がAT車限定の教習を開始してから3か月が経ったにもかかわらず、これまでの受講者数は10人余りに過ぎないという。

(C) vnexpress, Xuan Hoa
(C) vnexpress, Xuan Hoa

 AT限定免許証の発行開始に伴い新たに設けられたAT車教習では、理論の教習時間はMT車教習と同じだが、実技の時間が大幅に短縮されるほか、試験も簡単で費用も安くなる。ただし、AT限定免許証ではAT車しか運転できないこと、またMT車教習でもAT車教習を受けることができることなどから、MT車教習を選択する受講が多いようだ。

 ハノイ市だけでなく、他の各省・市でも同様にAT車教習の受講者が集まらないのが現状だ。これに対して、道路総局のグエン・タン・クアン車両・運転手管理部長は、「受講者らはAT車教習や試験の内容に関する情報を十分に得られていないため、AT車教習の受講に対して慎重になっている」とコメントした。

[Doan Loan, VNExpress, 29/3/2016 | 14:01 GMT+7, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ベトナム国内において自動車運転免許証の需要が高まっていることを受けて、このほど自動車教習所の増設...
 交通運輸省がこのほど発出した自動車運転の教習や試験、運転免許証の発行に関する通達第12号/2017/TT-B...
 ハノイ市交通運輸局は3月1日から、「1968年道路交通に関する条約(ウィーン交通条約)」の批准国で有効な...
 ホーチミン市交通運輸局は25日から、「1968年道路交通に関する条約(ウィーン交通条約)」の批准国で有効...
 交通運輸省傘下の道路総局は現在、各省・市の交通運輸局に対し、オートマチック(AT)車限定の第一種自動...
 交通運輸省傘下の道路総局は3日、「1968年道路交通に関する条約(ウィーン交通条約)」の批准国85か国で...
 交通運輸省傘下の道路総局は、運転免許証の発行・教習などについて定めた通達第46号/2012/TT-BGTVTに、...
 ディン・ラ・タン交通運輸相は、オートマチック(AT)車の需要が高まっていることを受け、ベトナムでもAT...

新着ニュース一覧

 ホーチミン市で、電動バイク向けの充電サービスを提供するカフェが急増している。この1年ほどで雨後の...
 地場系コングロマリット(複合企業)T&Tグループ(T&T Group)と、マレーシアの格安航空会社(LCC)エアアジ...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ホーチミン市のクアンチュンソフトウェアパークでこのほど、「ベトナム半導体産業人材開発連盟(SEVINA)...
 毎週火曜日と金曜日の午前9時から11時まで、ホーチミン市ヒエップビン街区(旧トゥードゥック市の一部)...
 ハノイ市警察は8月10日(日)まで、ホアンキエム湖周辺の一部通りで交通規制を行うと発表した。これは、8...
 南中部地方ダナン市にあるテーマパーク「ダナン・ダウンタウン(Da Nang Downtown)」が9月3日に営業を停...
 ハノイ市で8月9日(土)と10日(日)の両日、「世界のお巡りさんコンサート」が開催される。  ベトナム...
 東北部地方クアンニン省のハロン湾とバイトゥーロン湾では、安全確保の一環として、すべての観光船に船...
 8月1日に公開されたベトナム・韓国合作映画「Mang Me Di Bo(英題:Leaving Mom)」が6日、公開6日間で興...
 ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)は5日、機内インターネット接続サー
 国防省傘下の携帯通信大手ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)はこのほど、同社の第11回...
 文化スポーツ観光省は、8月革命80周年(1945年8月19日~2025年8月19日)および建国80周年(1945年9月2日~...
 財政省傘下統計局(NSO)が発表したデータによると、2025年1~7月期に全国で新規設立された企業は前年同...
 財政省傘下統計局(NSO)の発表によると、2025年7月の外国人訪問者数(推定値)は前月比+6.8%増の156万258...
トップページに戻る