文化スポーツ観光省芸術公演局はこのほど、越僑音楽家の歌曲や1975年以前に流行した「ボレロ」と呼ばれる歌曲、計18作品について、国内での上演や流通を許可した。ベトナムの「ボレロ」はスペイン起源の舞曲とは異なるもので、スローテンポの悲しげな曲調が多い。
(C)Tuoi tre,Tra My、番組の審査員 |
これにより、メコンデルタ地方ビンロン省のビンロン・テレビ局が制作している視聴者参加型コンテスト番組「ソロ・クン・ボレロ(Solo cung Bolero)」で、これらの歌曲を出演者が歌うことができるようになる。
「ソロ・クン・ボレロ」は、「ボレロ」のコンテストとしては初めての番組で人気があり、10月28日から3期目が始まる。8月にハノイ市、ホーチミン市、南中部沿岸地方ダナン市、メコンデルタ地方カントー市の4か所で予選会が行われた。
今期の参加申し込み者は2万4000人余りに上り、第1期の約3倍、第2期より約20%多かった。番組では出演者数を前期までの22人から28人に増やすことを決めた。参加者は子供から60歳を超える中高年者までおり、職業も様々だという。