ティエンフォン技術[ITD](Innovative Technology Development Corporation)は、ホーチミン市における交通渋滞緩和に向けた中心部への自動車乗り入れ料金徴収計画案を同市交通運輸局へ提出した。
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同計画案によると、自動ナンバープレート認識 (ANPR)と無線通信によって個別情報を読み書きする自動認識(RFID)を駆使したノンストップ自動料金収受システム(ETC)による料金徴収を行う。
これにより、ITDは対象地域に36ゲートを設置し、メトロ1号線(ベンタイン~スオイティエン区間)の運行開始後は更に3ゲートを設置する。投資総額は1兆6600億VND(約82億円)の見通し。
対象地域は、2月3日(3 thang 2)通り、レホンフォン(Le Hong Phong)通り、リータイトー(Ly Thai To)通り、グエンバンクー(Nguyen Van Cu)通り、ボーバンキエット(Vo Van Kiet)通り、トンドゥックタン(Ton Duc Thang)通り、グエンフックグエン(Nguyen Phuc Nguyen)、ホアンサ(Hoang Sa)通りに囲まれた中心部となる。
料金徴収の対象となる時間帯は6時から17時までで、料金は車種によって3万~5万VND(約148~246円)となる。2020年から徴収を開始する予定だ。同市交通運輸局は同案を検討中で、近く同市人民委員会に提出する予定。