ABUアジア・太平洋ロボットコンテスト(ABUロボコン=ABU Asia-Pacific Robot Contest)が26日にベトナムの紅河デルタ地方ニンビン省で開催され、ベトナム代表として出場したラックホン大学(東南部地方ドンナイ省)が決勝で中国代表チームを破り、2年連続・3度目の優勝を果たした。ABUロボコンでベトナム代表が優勝するのは今回が通算7度目となる。
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今年のABUロボコンの決勝には、アジア太平洋地域の18か国・地域から19チームが出場した。ベトナムからは、ラックホン大学のLH-GalaxyチームとLH-ATMチームが出場し、このうちLH-Galaxyチームが優勝した。ラックホン大学は2014年のABUロボコンで初めて優勝し、2017年に2度目の優勝を果たしている。
日本からは東京大学が出場。東京大学は予選を突破し準決勝に進出したが、ベトナム代表チームに惜しくも敗れた。
ABUロボコンの開催は今回が17回目。ベトナム代表の過去の優勝校は、ホーチミン市工科大学(2002年、2004年、2006年)とラックホン大学(2014年、2017年、2018年)、紅河デルタ地方フンイエン省フンイエン技術師範大学(2015年)の3校となっている。
2019年の大会はモンゴルで開催される。