ハノイ:日本のバイオリアクター技術活用、川底のヘドロ減少

2019/07/10 06:14 JST配信

 ハノイ市を流れるトーリック川で、川底に堆積している有機ヘドロを分解するため、日本のバイオリアクター技術「Nano-Bioreactor」を活用した水処理システムが試験的に導入されている。システムが設置されたのは、カウザイ区ホアンクオックベト通り沿いを流れるトーリック川の約70m2の区画で、6月17日から2週間余りの試行結果が7日に発表された。

 それによると、ヘドロの厚みは38~48cm減少し、水中の溶存酸素(DO)量は増加し6.67mg/l(水質に関するベトナム技術基準の「A1」に相当)に達した。溶存酸素量が高いほど、水質は良好とされる。区画内の水は透明度が増し川底が見えるようになった。

 日本人の環境専門家によると、微生物の機能を利用した水処理技術「Nano-Bioreactor」は、水質を改善すると共に川底に堆積したヘドロを分解する効果があり、ヘドロを物理的に浚渫する必要はないという。この技術は日本や中国、インドの川で導入されている。

 トーリック川のブオイ通りとホアンクオックベト通りの交差点からカウザイ橋にかけての区間でも、5月16日から同様の試験が行われており、7月末に結果が発表される予定になっている。

 

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 ハノイ市を流れるトーリック川での水処理問題で、同市人民委員会のグエン・ドゥック・チュン主席の発言...
 ハノイ市を流れるトーリック川で今年5月に、株式会社日本環境ビジネス機構(JEBO)が日本のバイオリアク...
 日越環境改善株式会社(JVE)は16日、日本の最新技術を応用した水処理システムが設置されたトーリック川...
 日越環境改善株式会社(JVE)は6日、ハノイ市を流れるトーリック川の水処理の試行結果を発表した。  ...
 環境技術研究所は20日、ハノイ市を流れるトーリック川で採取した水質サンプルの検査結果を発表した。検...

新着ニュース一覧

 店主の一家が次々とこの世を去った後、フン・リンさん(女性)とゴック・リエンさん(女性)は、市場の路地...
 ベトナムの株式市場が21日付けで、インデックス開発大手の英FTSEラッセル(FTSE Russell)による市場分類...
 ベトナムで18日、米アップルの「iPhone 18」シリーズが発売され、全国の主要販売店で初日に数万台が事...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 インドの旅行雑誌「トラベル・アンド・ツアー・ワールド(Travel And Tour World=TTW)」が先般発表した...
 英国タイムアウト誌(Time Out)は16日、毎年恒例の「世界で最もクールな街トップ40(The 40 Coolest Neig...
 建設省は、外国の組織および個人の住宅所有権に関する規定の見直しを進めている。住宅法改正案で、外国...
 再生可能エネルギー事業を手掛けるイーレックス株式会社(東京都中央区)は、ベトナムの石炭火力発電所で...
 日本全国で「イオンシネマ」を運営するイオンエンターテイメント株式会社(東京都港区)などが出資するイ...
 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の
 韓国の教育企業であるハンエデュテック(Han Edutech)内のOK-TEST職業韓国語能力試験委員会はこのほど、...
 地場タクシー大手のビナサンタクシー[VNS](Vinasun)はこのほど、不動産開
 政府は9月3日付で、外資系投資家および外資系経済組織の物品売買・関連活動を規定する政令第342号/2026...
 地場のフィットネスチェーン大手であるシティジム(Citigym)は、全社的な事業再編に伴い、10月1日付けで...
 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)系の電
 日本政府観光局(JNTO)が発表した統計(推計値)によると、2026年8月の訪日ベトナム人数は前年同月比▲7.5...
トップページに戻る