ゴミが詰まった雨の排水溝を掃除、下校中の少年の道徳的行為に賛辞

2020/06/19 04:07 JST配信

 東南部地方ドンナイ省では16日に大雨が降り、いたる所で道路の冠水や水溜まりが発生していた。大抵の道路の排水溝は、ゴミが詰まって水が流れにくくなっており、これが原因で冠水が発生しやすくなっている。珍しくもない光景なので、誰も気にも留めないことだが、ロンアン村(xa Long An)に住む12歳の少年は少し違っていた。

(C) vnexpress
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 ロンアン村D2通り在住のT・Hさんによると、夫が仕事を終えて帰宅したとき、自宅のすぐ近くにある排水溝の中に詰まっていたゴミがきれいに取り除かれていた。

 大雨が降ると、しょっちゅう冠水を起こす原因になっていた排水溝で、一体だれが掃除してくれたのかと思い、監視カメラを確認したところ、自転車を引いて歩いていた少年が雨の中、わざわざ自転車を路肩に停めて、排水溝のゴミを素手で取り出す姿が映っていた。制服を着てリュックサックを背負っていたため、近くの学校に通う学生のようだった。

 これに感銘を受けたHさんは、親切な少年に何かお礼をしたいと思い、この動画をフェイスブック(Facebook)に投稿。この投稿は瞬く間に大勢のユーザーにシェアされて、少年が同村に住む中学1年生(日本の小学6年生相当)のファム・チョン・ダット君(12歳)だと判明した。

 ダット君は両親が離婚しており、現在は母方の祖父母と一緒に暮らしている。あの日の自分の行動についてダット君は、「ゴミが詰まっているのを見かけたので、下校ついでにやっただけです。10か所くらい掃除して帰りました。雨の日はいつもそうしています」と語った。

 ダット君の道徳的行為に対し、ネット上では、「なんと気持ちのいい少年だ」「誰でもできる簡単な冠水対策だが、誰もやろうとしないこと」「この少年の行いを見て、意識が低い大人たちには自らを恥じて欲しい」などのコメントが寄せられている。

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