ホーチミン市新型コロナウイルス感染症(COVID-19)予防指導委員会は、市内のホテルを必要に応じて新型コロナ感染者の濃厚接触者(F1)の有料隔離施設として利用することを許可した。
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これまでは海外からの入国者(外国人専門家、ベトナム人、航空会社の乗員)のみホテルでの隔離が認められていたが、ホテルをF1向けの隔離施設として利用することで、集中隔離施設の負担軽減につながると期待されている。
ホテルでの隔離が認められるのは、検査で1回の陰性判定が出ている集中隔離対象のF1。F1を受け入れるホテルは、海外からの入国者の隔離を受け入れないこととする。また、ホテル側と隔離対象者側の合意に基づき料金を公開し、支払いはオンラインで行う。
ホーチミン市観光局によると、現在市内のホテル49軒・3393室が海外からの入国者向けの有料隔離施設となっている。このうちタンビン区の3軒・220室は航空会社の乗員向けで、残る46軒・3173室は外国人専門家とベトナム人向けだ。