ホーチミン市人民委員会は26日以降、市内で活動する配達員の管理を強化することを決定。今後は、一つの区・郡またはトゥードゥック市内(ホーチミン市直轄)のみでの活動を認め、区・郡をまたいでのサービスが禁止となる。
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これは、新型コロナ対策で社会的隔離措置が適用されているホーチミン市において、配車アプリによる宅配サービスの管理を徹底させるためのもの。
配達員には、生活必需品の輸送のみが認められ、不要不急と判断される商品の輸送は許可されず、感染リスク削減のため、区・郡をまたいでのサービスも禁止となった。
また市は現在、配達員に対して、◇制服の着用、◇ボックスの利用、◇会社ロゴの掲出、◇通行許可書の提示、◇アプリによる受注証明を義務付けているが、今後はこれらに加えて、◇写真付きネームプレートの携帯、◇QRコードでの識別証明、◇「配達員」の文字がプリントされた腕章の着用を義務付ける。
このほか、市人民委は、宅配サービスを提供する企業各社に対し、この時期に活動する配達員の人員を▲10%削減するよう求めている。