国際海底ケーブル管理委員会によると、アジアとヨーロッパを結ぶ大容量光海底ケーブル「アジア・アフリカ・ユーロ1(AAE-1)」のS1H支線で9月4日午前7時19分にトラブルが発生した。トラブル発生の原因は不明。
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この事故により、現在ベトナムからシンガポール方面へのインターネット接続に影響が生じており、◇ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)、◇ベトナム郵便通信グループ(Vietnam Posts and Telecommunications Group=VNPT)、◇FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)の国内3大プロバイダーいずれでも、一定の時間帯において海外へのアクセスに遅れが出ている。
ベトナム国内では今週から学生たちのオンライン授業がはじまっており、オンラインビデオツールの利用者が急増。多くの学校で授業初日となった9月6日には、インターネットにアクセスできない学生もいて、オンライン授業に大きな影響が出ていた。
AAE-1のトラブルは今年に入って2度目。1度目は新型コロナの国内第4波が始まった5月末に発生しており、7月12日にようやく完全復旧した。