北中部地方ゲアン省ジエンチャウ郡ジエンチュオン村(xa Dien Truong, huyen Dien Chau)にある外資系履物メーカー「ベト・グローリー(Viet Glory)」の工場で、テト(旧正月)明けの7日午後から、昇給を求めて工場労働者約5000人が工場の敷地内と工場前でストライキを行っている。
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工場労働者は会社側に対し、職場復帰の条件として11項目の実施を求めている。これには、◇昇給、◇年功序列手当の導入、◇重労働・有害な環境での労働の手当の引き上げ、◇給与明細書の具体化・明確化、◇管理職の言動・態度の改善、◇出退勤管理装置の確実な保守・メンテナンス(誤作動時やデータ消失時の対応)、◇新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の回復者について労働契約を一方的に終了しないことなどが含まれる。
ジエンチャウ郡の人民委員会や労働組合、警察は同日午後から現場を訪れて問題解決に当たっていたが、工場労働者は9日になってもストライキを続けている。
ベト・グローリーは10日、関連機関の立会いのもと、工場労働者の代表者との直接対話に臨む予定。