中部の大雨続く、各地で被害 熱帯低気圧の影響

2022/10/13 16:05 JST配信

 中部では10日から豪雨により河川が増水し、広範囲で洪水が発生し、特に南中部沿岸地方クアンナム省と同クアンガイ省が大きな被害を受けている。

イメージ写真
イメージ写真

 クアンガイ省チャーボン郡(huyen Tra Bong)にある第1 カーティン水力発電所付近では10日夜に土砂崩れが発生した。発電所の一部が土砂に埋もれ、少なくとも作業員1人が行方不明になった。同省ビンソン郡(huyen Binh Son)を流れる河川では11日午後、漁船が沈没し1人が行方不明になっている。

 クアンナム省では広範囲で洪水が発生し、濁流に流されて2人が死亡、1人が行方不明になっている。民家約7500軒が0.5~1.2m冠水し、被害は主にホイアン市とディエンバン郡(huyen Dien Ban)に集中している。浸水深が高いエリアでは、地元当局が安全確保のために一時的に停電とした。

 同省ではチュオンソンドン道路、国道24C号線などで土砂崩れが発生し、複数の国道と省道の至る所で0.4~1.2m冠水し、浸水深が3.0mに達したところもある。

 11日夜から水が引き始めたが、南シナ海で発達している熱帯低気圧の影響と寒気が相まって、北中部地方クアンビン省から南中部沿岸地方ビンディン省にかけての地域では13日夜から15日にかけて大雨が続くと予測されている。中でも、北中部地方トゥアティエン・フエ省からビンディン省にかけての地域では250~350mmの雨量が観測され、雨量が400mmに達するところもある。

 クアンビン省から南中部沿岸地方カインホア省にかけての地域、また南中部高原地方では16日まで大雨が続き、200~500mmの雨量が観測され、雨量が600mm以上に達するところもある。

 大雨が続いているため、山岳地帯では鉄砲水や土砂崩れ、低地では洪水、沿岸では浸食などに注意が必要だ。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 北中部地方ゲアン省当局は29日午後、台風4号(アジア名:ノルー、日本では台風16号)に伴う大雨と洪水の...
 過去20年で最大規模とされた台風4号(アジア名:ノルー、日本では台風16号)では、中部地方を中心に道路...
 過去20年で最大規模とされた台風4号(アジア名:ノルー、日本では台風16号)が、27日深夜に南中部沿岸地...

新着ニュース一覧

 ハノイ市のノイバイ国際空港は、車両の混雑緩和を目的に3日から導入した新たな車両動線計画について、...
 英国・ロンドンの高等法院は、ベトナムのアニメ制作会社であるSコネクト(Sconnect)が制作する人気アニ...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 南中部地方ダナン市で3日、国際ミスコンテスト「ミス・ヘリテージ・グローバル2026(Miss Heritage Glob...
 烈士(戦死者)の遺骨の捜索・収集は、ほとんどの場合、ほんのわずかな手がかりから始まる。その手がかり...
 産業資材事業やディバイス事業、メディカルテクノロジー事業を手掛けるNISSHA株式会社(京都府京都市)は...
 国防省傘下空軍士官学校(Air Force’s Officer College、南中部地方カインホア省)で4日、国防省の決定に...
 ホーチミン市公共交通管理センター(Ho Chi Minh City Management Centre of Public Transport=MCPT)は...
 8月3日に開幕した第16期(2026~2031年任期)国会の第1回臨時会合において、グエン・ティエン・ハイ内相...
 日本政府観光局(JNTO)ハノイ事務所によると、訪日ベトナム人の約8割が初めての日本旅行であり、2025年...
 ホー・クオック・ズン副首相はこのほど、関係省庁や地方代表を招集した会合を主宰し、北部紅河デルタ地...
 特定技能の登録支援事業を展開する株式会社シンク・スリー(徳島県徳島市)と、特定技能向けの教材開発な...
 株式会社安井建築設計事務所(大阪府大阪市)は、同社が100%出資するベトナム現地法人をハノイ市に設立...
 ハノイ市ドンアイン村の国家展示センター(VEC)で、8月5日(水)から7日(金)まで、アジア国際産業技術展示...
 財政省傘下統計局(NSO)の発表によると、2026年7月の全国消費者物価指数(CPI)は前月比▲0.12%低下、前年...
トップページに戻る