顔認証による搭乗手続き、23年4月から試行 ICチップ付き身分証明書で

2022/10/27 16:30 JST配信

 交通運輸省傘下のベトナム民間航空局(CAAV)は24日、ICチップ付き身分証明書(IDカード)による顔認証を利用した搭乗手続きを2023年4月から試験的に導入すると発表した。

(C) vnexpress
(C) vnexpress

 まずはハノイ市ノイバイ国際空港で、一部の国内線を対象に適用する。試行期間は6か月の予定。成果を評価した上で、全国で本格展開する。

 利用者は専用チェックインカウンターでICチップ付き身分証明書と指紋をスキャナーに通す。その後、保安検査場でセキュリティチェックを受ける際も同様の流れとなる。

 ICチップ付き身分証明書を利用した顔認証により、係員の目視による本人確認の所要時間やチェックイン時の待ち時間の短縮など、搭乗手続きの効率化と乗客の利便性の向上だけでなく、偽造書類を使って搭乗するなどの不正防止の強化につながるものと期待される。

[VnExpress 18:10 24/10/2022 / Dan Viet 10:07 26/10/2022, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 南中部地方ダナン市のダナン国際空港は、国内線の利用者を対象とした顔認証(Face ID)による搭乗手続き...
 交通運輸省傘下のベトナム民間航空局(CAAV)は、4月17日からハノイ市ノイバイ国際空港でICチップ付き身...
 交通運輸省傘下のベトナム民間航空局(CAAV)はこのほど、北部紅河デルタ地方ハイフォン市カットビー国際...
 交通運輸省傘下のベトナム民間航空局(CAAV)は、公安省傘下の社会秩序行政管理警察局(C06)と協力し、北...
 公安省によると、電子識別および電子認証について規定する政令第59号/2020/ND-CPが10月20日付けで発効...
 ハノイ市警察は12月31日、同市でICチップを埋め込んだ新たな身分証明書(IDカード)の発給を開始した。 ...

新着ニュース一覧

 2025年におけるホーチミン市の域内総生産(GRDP)成長率は+8.3%と推定され、ベトナム経済の牽引役として...
 ファム・ミン・チン首相は21日、国際金融センター(IFC)の設立を発表した。この設立は、世界の資本や技...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 地場ドジ・ジュエリー(DOJI Group)は19日、北部紅河デルタ地方ハイフォン市で複合区「ドラゴン75コンプ...
 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロ...
 ホーチミン市内のガソリンスタンドでは、QRコードを使った振込決済が拡大しており、給油時の利便性向上...
 海外市場調査や海外事業伴走支援などを手掛けるシンガポールのグローバルアングル(GLOBAL ANGLE)は、ハ...
 商工省によると、2025年におけるベトナムの輸出入総額は推定で約9200億USD(約144兆円)となり、過去最高...
 ベトナム建設省は19日、ラオカイ~ハノイ~ハイフォン間鉄道建設事業の第1サブプロジェクトの着工式を...
 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)を運行する同市メトロ1号線有限会社...
 軍事ウェブサイトのグローバル・ファイアパワー(Global Firepower=GFP)が発表した2025年版の世界軍事...
 ファム・ミン・チン首相は20日、ペトロベトナムグループ(Petrovietnam=PVN)のレ・マイン・フン会長を...
 再生可能エネルギー事業を手掛けるイーレックス株式会社(東京都中央区)は、同社が開発を進めている西北...
 一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)は15日、ベトナムの新たなドローン産業団体であるベトナム低...
 電子機器・電気機械器具の製造・販売を手掛けるコーセル株式会社(富山県富山市)は、海外子会社(非連結...
トップページに戻る