緊迫するイスラエル情勢、ベトナム人インターン生らが紛争地域に足止め

2023/10/13 16:53 JST配信

 パレスチナ自治区のガザ地区を実効支配するイスラム武装組織ハマスが10月7日早朝に、イスラエルに向けて数千発のロケット弾を発射するなど大規模攻撃を実行したことを受け、現地在住のベトナム人20人が紛争地域から脱出できずに足止めされている。現在のところ、ベトナム人犠牲者は出ておらず、全員の無事が確認されている。

(C)tuoitre
(C)tuoitre

 これは駐イスラエル・ベトナム大使のリー・ドゥック・チュン氏が11日に明らかにしたもの。現地で足止めされている20人には、ガザ地区から約10km離れたイスラエル南部スデロット市にいる農業インターン生も含まれる。

 紛争地域に取り残されている農業インターン生らは、イスラエル当局から優先されて保護を受けている。地元部隊は状況が許せば、農業インターン生らをより安全な場所に移動させる方針。大使館が12日に明らかにした最新情報によると、ガザ地区付近に住む農業インターン生15人は、より安全な場所に移動したとのこと。

 イスラエルの国際農業研究センターであるアグロスタディーズ(Agrostudies)では現在、約100人のベトナム人インターン生を受けて入れており、このうち15人はスデロット市、残りはイスラエル全土のさまざまな場所にいる。

 なお、イスラエルでは約500人のベトナム人駐在員のほか、約180人の農業インターン生が暮らしている。大使館はイスラエル当局と連携し、同国のベトナム人コミュニティの安全確保に向けた計画を進めている。また大使館は、現地に暮らすベトナム人らに対し、後々の問題を回避するために出来るだけ早く帰国するよう呼び掛けている。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 ベトナム外務省のファム・トゥー・ハン報道官は26日に開かれた定例記者会見で、ミャンマーの違法カジノ...

新着ニュース一覧

 VIETJOベトナムニュースが2026年4月に配信した記事のアクセス数ランキングをご紹介します。 1位:
 4月は、第16期(2026~2031年任期)国会の第1回会議が行われ、国会議長や国家主席、首相をはじめとする国...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 搬送省力機械や自動化機器の製造・販売を手掛けるマルヤス機械株式会社は、技術体制の拡充および技術力...
 ホーチミン市の中心部には、築140年以上の給水塔が今も存在している。この建築物は、19世紀末にフラン...
 南中部地方ダナン市のダナン見本市展覧センター(09 Cach Mang Thang Tam, phuong Cam Le, TP. Da Nang)...
 ベトナムを訪問中の高市早苗内閣総理大臣は2日、ハノイ市でレ・ミン・フン首相およびトー・ラム書記長 ...
 動画投稿プラットフォーム「ティックトック(TikTok)」で、欧米などの外国人観光客を中心に、ベトナムの...
 ホーチミン市フーニュアン街区(旧フーニュアン区)にあるカフェ「ザ・フライトデッキ(The Flight Deck)...
 ホーチミン市サイゴン街区のホーチミン市博物館にある広さ1400m2の秘密の地下通路が、半年の改修を経て...
 シンガポール系調査会社モメンタム・ワークス(Momentum Works)によると、中国のコンビニ最大手である美...
 今から51年前の1975年4月30日、サイゴンの南ベトナム大統領官邸(現在のホーチミン市の「統一会堂」)の...
 ホーチミン市で29日、南部解放・南北統一51周年(1975年4月30日~2026年4月30日)を記念し、重点4事業の...
 国内最大手の格安航空会社(LCC)ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は28
 ホーチミン市警察交通警察部(PC08)は、51周年を迎える南部解放記念日(1975年4月30日~2026年4月30日)を...
トップページに戻る