ホイアン:食中毒発生の人気バインミー店が営業再開、当局は寝耳に水

2023/12/19 06:02 JST配信
  • ホイアンの人気バインミー店が営業再開
  • 9月に集団食中毒発生で3か月の営業停止
  • 市当局に通知せず無許可で再開か

 9月中旬に集団食中毒が発生して、3か月の営業停止処分を受けていた南中部地方クアンナム省ホイアン市ミンアン街区にある人気バインミー(ベトナム風サンドイッチ)店「バインミーフオン(Banh Mi Phuong)」が12月17日から営業を再開した。

(C)tuoitre
(C)tuoitre

 店主のチュオン・ティ・フオンさん(女性)によると、営業再開初日の売上げは、以前と比べて5分の1程度だったという。フオンさんは、「営業停止期間はまだ終わっていません。今回の営業再開は、運用システムを確認するための試験的なもので、知らせを聞きつけた大勢の人が店に足を運んでくれました」と語った。

 さらにフオンさんは、「ホイアン市で経営者として名を上げてきましたが、このような困難に直面するのは初めての経験です。私は今年80歳です。食中毒発生で落ち込んでいる私を心配して、夫や子供たちは休養が必要だとアドバイスしました。しかし、この仕事は私にとって生活の一部であり、喜びですから、再びお客様を迎えられるように店の再開を決意しました」と続けた。

 これに先立つ9月中旬、外国人103人を含む313人が同店舗のバインミーを食べた後に食中毒を発症。ニャチャン・パスツール研究所によるサンプル検査で、原材料サンプル12種中7種からサルモネラ菌とセレウス菌が検出され、これらが食中毒を引き起こしたと結論付けられた。その後、ホイアン市当局は、同店舗に対し、罰金9600万VND(約56万円)と3か月の営業停止処分を下した。

 フオンさんは営業再開に当たり、原材料の仕入れ、加工プロセス、顧客に商品を提供する最後の段階に至るまでの全工程を見直した。この他、スタッフの再教育や最新の機械なども導入して、衛生面の管理を徹底。間もなく営業停止期間が終了し、当局の検査を経て正式に営業再開となる見通しだ。

 ただし、今回の試験的な営業再開について、ホイアン市当局は一切の通知を受けていないとしており、店主に話を聞くため、調査員を派遣するとした。なお、バインミーフオンは集団食中毒騒動の後、数人の顧客から民事訴訟を起こされており、まだ和解に至っていないケースもある。

[Tuoi Tre 20:31 17/12/2023 / Tuoi Tre 12:22 18/12/2023 U]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 南中部地方カインホア省ニャチャン市のビンチュオン小学校(truong tieu hoc Vinh Truong)で5日朝、5年...
 2023年9月中旬に集団食中毒が発生し、3か月の営業停止処分を受けていた南中部地方クアンナム省ホイアン...
 南中部沿岸地方クアンナム省人民委員会はこのほど、9月中旬に集団食中毒が発生した同省ホイアン市ミン...
 9月中旬に集団食中毒が発生した南中部沿岸地方クアンナム省ホイアン市ミンアン街区にある人気バインミ...
 南中部沿岸地方クアンナム省保健局は21日、同省ホイアン市にある人気バインミー(ベトナム風サンドイッ...
 南中部沿岸地方クアンナム省ホイアン市にある人気バインミー(ベトナム風サンドイッチ)店「バインミーフ...
 南中部沿岸地方クアンナム省保健当局によると、同省ホイアン市にある人気バインミー(ベトナム風サンド...

新着ニュース一覧

 レ・タイン・ロン副首相はこのほど、「2030年までに人口を維持できる出生率(人口置換水準)を確保するた...
 西北部地方ラオカイ省警察は23日、タックバー湖で発生した旅客船転覆事故に関連し、操縦士のチエウ・バ...
 ハノイ市の都市鉄道(メトロ)2A号線(カットリン~ハドン間)および3.1号線(ニョン~カウザイ間)を運行す...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 VIETJOベトナムニュースが2025年に配信した「特集」カテゴリの記事のアクセス数ランキングをご紹介しま...
 ベトナム商工省はこのほど、バイオ燃料導入に関するロードマップを規定した通達第50号/2025/TT-BCTの実...
 ベトナムを代表するIT最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)と、リア
 トー・ラム書記長は23日、北朝鮮の朝鮮労働党第9回大会で金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記が...
 タムアイン総合病院(Tam Anh Hospital)は米国ワシントンD.C.で18日、メビオン・メディカル・システムズ...
 ホーチミン市は、トゥーティエム新都市区(旧トゥードゥック市)第1分区の詳細計画(縮尺2000分の1)の一部...
 フランスのパリで18日と19日に開催された第30回国際エネルギー機関(IEA)閣僚理事会で、ベトナムをIEAの...
 チャン・タイン・マン国会議長は23日、国会機関の幹部らと会合を開き、第16期(2026年~2031年任期)国会...
 商工省国内市場管理開発局によると、ベトナムは豚肉を多く消費する国であり、世界では第4位、東南アジ...
 ホーチミン市ブオンライ街区(旧10区)のリータイトー通り1番地でこのほど、新型コロナウイルス感染症(CO...
 22日21時、ホーチミン市のテト(旧正月)名物であるサイゴン街区(旧1区)歩行者天国グエンフエ(Nguyen Hue...
 タイの首都バンコクで16日、大鷹正人駐タイ日本国特命全権大使と、国連薬物犯罪事務所(UNODC)のデルフ...
トップページに戻る