中国発ぬいぐるみ、ベトナム領有権侵害の疑いで不買運動

2025/03/10 14:54 JST配信
2025/03/14 13:00 JST最終更新
  • ベイビー・スリーが領有権侵害か?
  • 一部キャラクターの顔に「九段線」
  • 有名ストリーマーなどが不買運動

 若者の間で大流行している中国発のぬいぐるみ「ベイビー・スリー(Baby Three=娃三歳)」だが、最近になって一部のキャラクターの顔に、ベトナムの領有権を侵害する南シナ海の「九段線」に似た模様が描かれているとの疑いが持たれており、不買運動が広がっている。

(C)Cong Thuong
(C)Cong Thuong

 指摘されている内容は、ぬいぐるみの目の下に描かれている模様(涙)が「九段線」の形に似ているというもの。画像を確認してみると、確かに似ているが、正確に「九段線」の形になっているわけではない。しかし、中国発の商品ということで、一部のベトナム人消費者は過剰に反応している。

 有名ストリーマーのViruSs(本名:ダン・ティエン・ホアン氏)など同商品を販売する複数の業者は、「ビッグマネーを生む商品だが、国益を最優先する」として、ベイビー・スリーの販売停止を発表した。

 ベイビー・スリーは、購入者が箱を開けるまで中身がわからないブラインドボックス商法で販売されている。ユニークなデザインと特徴的な目の表情が話題を呼び、ベトナムでも昨年末ごろから急速に人気を集めている。

 電子商取引(eコマース=EC)データを手掛けるメトリック(Metric)によると、2024年10月15日から11月15日の1か月で、ベトナム人消費者はECプラットフォームのショッピー(Shopee)とティックトックショップ(TikTok Shop)で、約3万8000個のベイビー・スリーを購入。購入額は88億VND(約5100万円)にも上った。

 なお、商工省傘下の市場管理局は、「九段線」に酷似した模様がプリントされているとの指摘がる「ベイビー・スリー」に対する検査を強化し、違反が見つかった場合は組織・個人を厳しく処分する方針を示している。

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