ハノイ:メトロ3号線トンネル掘削工事でまた泥水噴出、軟弱地盤

2025/08/07 05:31 JST配信
  • ヌイトゥック通りの路地に泥水が噴出
  • 地下水を多く含む軟弱地盤を掘削中に発生
  • 2月と5月にも同様の泥水噴出が発生

 ハノイ市都市鉄道(メトロ)3号線(ニョン~ハノイ駅区間)のトンネル掘削工事現場で6日未明、ザンボー街区ヌイトゥック(Nui Truc)通りの路地に泥水が噴出し、辺り一帯が泥だらけとなった。

(C) phunuonline
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 同市メトロ管理委員会(MRB)によると、トンネル掘削機(Tunnel boring machines=TBM)の2号機「タオバオ(Tao Bao)」が地下水を多く含む軟弱地盤を掘削中に発生したもので、掘削中に溜まったガスや泥水が地上に噴出したという。

 施工業者は現場を封鎖し、泥水を吸引して6日午前3時ごろに一時的に通行を再開したが、午前10時45分時点で再び噴出が発生した。家屋への直接的な被害はない。

 メトロ3号線の工事現場ではこれに先立つ2月と5月にも、同様の泥水噴出が発生している。

 全長12.5kmのメトロ3号線のうち、地下区間4kmは、◇キムマー駅、◇カットリン駅、◇ザンボー駅、◇バンミエウ駅を経て、ハノイ駅に至る。現在、TBMの1号機「タントック(Than Toc)」は2028m掘進し、バンミエウ駅に到達した。一方、TBMの2号機は899m掘進し、今回泥水が噴出した地点に到達した。

[PLO 06/08/2025 / Bao Phu Nu 12:36 06/08/2025, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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