ハノイ:ベトナム初の宇宙博物館が開館、総面積3000m2超

2025/08/25 16:21 JST配信
  • ホアラックハイテクパークで開館
  • 宇宙の始まりから現代の先端技術まで展示
  • 宇宙科学技術を総合的に体験できる空間

 ベトナム科学技術研究所傘下のベトナム宇宙センター(VNSC)は21日、建国記念日80周年(1945年9月2日~2025年9月2日)とベトナム科学技術研究所設立50周年を記念して、ハノイ市のホアラックハイテクパークで「ベトナム宇宙博物館(Bao tang Vu tru Viet Nam)」を開館した。

(C) tapchihangkhong
(C) tapchihangkhong

 同博物館は、2022年10月に着工し、総面積は3000m2超で、屋内外で大きく5つのテーマに分けて展示している。ベトナム人の知恵、創造力、星への憧れの結晶として、宇宙の始まりから現代の先端技術まで、宇宙科学技術を総合的に体験できる空間となっている。

 屋外には太陽系の惑星模型や日時計を展示している。屋内スペースは2階建てで、1階では光や音に関する基礎的な科学実験やニュートンの万有引力の法則を体験できるほか、惑星、恒星、銀河、特に太陽系について学ぶことができる。

 2階には2つのエリアがあり、宇宙技術展示エリアでは、日本の政府開発援助(ODA)を活用した初の地球観測衛星「LOTUSat-1(ロータサット・ワン)」やベトナムが開発した衛星の模型、各国のロケット模型、国際宇宙ステーション(ISS)の居住モジュール模型を展示している。また、宇宙技術応用エリアでは、天気予報や通信、GPSなど、宇宙科学技術が日常生活に果たす役割を紹介している。

 特別な見どころは天文台で、口径500mmの最新型反射望遠鏡で星空を鮮明に観測できる。プラネタリウムは高解像度プロジェクター6台と100席を備え、湾曲したドーム天井にリアルな星空や天体を投影する。

 さらに博物館には、古代ベトナムの星図や、太陽を中心としたベトナム人の世界観を表す銅鼓模様のインタラクティブスクリーンのほか、ベトナムの歴史、文化と宇宙との深いつながり、そして宇宙へと挑む世代を超えたベトナム人の夢を表現した展示などもある。

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