ハイフォン火力発電社長を逮捕、環境データ改ざんに関与か

2026/05/26 06:27 JST配信

 公安省警察捜査機関(C01)は、北部の主要な電力供給源であるハイフォン火力発電[HND](Hai Phong Thermal Power)のズオン・ソン・バー社長を機関・組織の書類偽造容疑で逮捕した。同社が21日に情報開示を通じて明らかにした。

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環境データ改ざん事件に関与か

 今回の逮捕は、全国の複数の省・市で発覚した環境モニタリングデータの改ざん事件に関連しているとみられる。公安省傘下環境犯罪防止警察局(C05)などが共同で捜査を進める同事件では、これまでに59社の企業から74人が立件されている。

 同事件では、複数の大規模な発電所が、排気ガスや廃水が基準値を超過していたにもかかわらず、安全な基準値内に収まるよう環境データを改ざんして各省・市の農業環境局に報告していたとされる。

社長の後任人事

 バー社長の逮捕を受け、HNDの取締役会は、タ・コン・ホアン会長を新たな法定代表者に任命した。また、チャン・スアン・チュオン副社長が社長の職務を代行し、契約の締結や支払い手続きなどの業務を引き継ぐ。

 HNDは2002年に設立され、出力合計1200MWの第1・第2発電所を運営している。国営発電会社の第2発電総公社(EVNGENCO2)が定款資本の約51%を握り、北部紅河デルタ地方で大規模火力発電所2か所を運営するファーライ火力発電[PPC](Pha Lai Thermal Power=PPC EVN)が約26%を出資している。


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