海を渡り成功をつかんだ宇宙工学の権威 その成功の秘訣とは

2012/08/12 08:00 JST配信

 ホテルの清掃係だった青年は後に米国でいくつもの博士号を取得し宇宙工学の権威となった。彼の名はグエン・マン・ティエン。アメリカ航空宇宙局(NASA)で活躍し、現在は宇宙観測システムに関する国際基準諮問委員会でNASAの代表を務め、世界有数の軍需製品メーカーであるレイセオン社のプロジェクトマネージャー兼技術顧問としても敏腕を振るっている。

(c) voatiengviet.com
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 ティエン博士は地球から宇宙船に送る信号系統の最適化の方法を発明し、ヨーロッパの機関から招かれたこともある。また、飛行機を用いて直接衛星に信号を送るプロジェクトにも参加していた。今回は、そんな最新宇宙工学の権威であるティエン博士に成功の秘訣とこれまでの歩みについて語ってもらった。

-いつごろ渡米されたのでしょうか?

-私が渡米したのは1975年。高校を卒業し、ちょうど大学入試を控えていた頃のことです。渡米してすぐの頃は新しい生活に馴染むので精一杯でした。英語を勉強する傍ら、皿洗いのような仕事から始めました。こうした生活がしばらく続きました。

-渡米当時の暮らしと印象に残っていることをお聞かせください。

-あれは渡米したての頃のことでしょうか。当時叔父がサンディエゴのホテルで働いていたツテを頼りに、客室清掃係の職を得ました。そこでは男女の区別なく働いていましたので、女子トイレを掃除するように言われることもありました。その数年後にNASAで働くようになり、国際会議でこのホテルを利用することになった時は感慨深かったですね。

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