テトの贈り物にクラフトビールが人気、フレーバーも多種多様

2019/02/03 05:22 JST配信

 このところ、テト(旧正月)の贈り物としてクラフトビールが人気を博している。

(C) vnexpress
(C) vnexpress

 ハノイ市の旧市街でクラフトビール職人として有名なグエン・バン・クオンさんは、これまでにビーツや牛肉のフォー、トウガラシ、ジンジャー、レモングラス、パッションフルーツ、ミントなど様々な種類のフレーバーのクラフトビールを生み出してきた。

 クオンさんは今年のテトに向けて、8~9回もの試行錯誤を経てついに琥珀色のビールを醸造した。発酵は3回、ベトナム産のフレッシュなショウガとはちみつ、そして海外から輸入した6種類の高級なホップ、3種類の麦芽を加えたもので、商品名は「テト(Tet)」とした。

 これはクオンさんの醸造所とC-ブルーマスター(C-Brewmaster)の系列のみで製造されているもので、すべての製造過程が手作業で行われている。商品はオリジナルの木箱に詰められ、贈り物にぴったりだ。

 このビールのフレーバーについてクオンさんは、瓶の蓋を開けるとはちみつに溶け込んだショウガの香りが部屋中に広がる、と明かした。さらに、ビールが舌先に触れると心地よいほろ苦さと甘さがあり、喉を通ると身体中に温かさが行きわたる感じがするのだという。

前へ   1   2   次へ
[VnExpress 01:48 19/1/2019, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ホーチミン市2区タオディエン街区スアントゥイ通り(duong Xuan Thuy)では、2か月ほど前から登場したキ...
 ベトナムでビールと言えば、大衆飲み屋のビールメーカーの瓶や缶ビール、ハノイ市の旧市街地やホーチミ...

新着ニュース一覧

 ベトナムは、ライチの生産量で中国に次ぐ世界2位となっている。  2025年の収穫量は約30万3000tで、...
 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電
 ハノイ市ノイバイ国際空港で、ベトナム人乗客による日本円の違法持ち出しが発覚した。税関当局が18日に...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
(※本記事はVIETJOベトナムニュースのオリジナル記事です。) 【ロンドン編】はこちら 【パリ編】は
 国内IT最大手のFPT情報通信[FPT](FPT Corporation)はこのほど、東南部地
 国会は18日、エネルギー使用効率化法の一部を改正・補足する法律を可決した。同法は2026年1月1日に施行...
 持田製薬株式会社(東京都新宿区)とMeiji Seikaファルマ株式会社(東京都中央区)は、持田製薬が日本で販...
 ベトナム発のITソリューション企業であるカオピーズ(Kaopiz、ハノイ市)と、東南アジア市場における医療...
 米グーグル(Google)と財政省傘下のベトナム国家イノベーションセンター(NIC)は18日、ベトナム国内での...
 英国タイムズ紙(The Times)が発行する高等教育情報誌「タイムズ・ハイアー・エデュケーション(The Time...
 ホーチミン市輸出加工区・工業団地管理委員会(HEPZA)によると、同市の工業団地・輸出加工区は2020年か...
 ドナルド・トランプ米大統領の2025年個人資産開示報告書には、ベトナムでのフランチャイズ契約による50...
 アイウエアの企画・製造・販売・輸出入などを手掛ける株式会社ジンズホールディングス(JINS、東京都千...
 海運や物流事業などを手掛ける韓国の商社STXと、有機質肥料を製造する韓国のミグァン(Mee-kwang)はこの...
 政府は、地域別最低賃金の適用地域区分を7月1日から村レベルの行政区(街区=phuong、村=xa、特区=dac...
トップページに戻る