体育スポーツ委員会のグエン・ザイン・タイ委員長は19日、VnExpressの取材に対し、今月末にもサッカー賭博の合法化を政府に提案することを明らかにした。同委員会の案によると、サッカー賭博事業は英国企業との合弁で行い、同企業が15年間運営した後に政府に譲渡する方式を採用。最初は国際試合を対象とし、その後国内試合へと移行する。
1人が賭けられるのは1試合につき1回のみで、1回当たり1万~3万ドン(約74~220円)。これは、参加者の収入に大きな影響を与えない範囲で、という考えから設定した額だという。ただし、1試合に1人が複数回賭ける行為をどのように取り締まるのかについては、まだ意見がまとまっていない。
サッカー人気の高いベトナムでは、非合法のサッカー賭博も広く行われており、海外のサッカー賭博に参加する人も多い。あるデータによると、海外のサッカー賭博で年間数百億円以上が海外に流出しているとも言われている。