マサングループ、ベトナムサッカー1部リーグに協賛―5年の長期契約

2019/02/19 14:38 JST配信

 ベトナムプロサッカー株式会社(VPF)のチャン・アイン・トゥ会長 兼 社長はこのほど、サッカーのベトナム1部リーグ「Vリーグ1」のメインスポンサーに食品・飲料大手のマサングループ[MSN](Masan Group)が就任することを明らかにした。契約期間は2019年から2023年の5年間。

(C) thethao247
(C) thethao247

 契約額については明らかにされていないが、関係者らは「安定した資金源が確保できた」と語っていることから、ヌティフード栄養食品株式会社(Nutifood)がメインスポンサーを務めていた昨年度と同等か、それ以上の契約額とみられる。今回の契約は5年という長期契約だが、契約額は毎年上がっていくとのこと。なお、Vリーグ1では2015年から2018年まで、トヨタモーターベトナム(TMV)がメインスポンサーを務めていた。

 ベトナムでは、2018年に男子の各ベトナム代表チームが国際大会で目覚ましい活躍をしたおかげで、サッカー熱がかつてないほど高まっている。代表人気に後押しされる形で、昨年はVリーグの観客動員数も大幅に増加。2019年初めのAFCアジアカップでもベトナム代表がベスト8に進出したことで、国際レベルでのベトナム代表選手の注目度も上昇しており、このオフには3人の代表選手がタイ・韓国など国外へと移籍していった。

 今回、リーグ協賛するマサングループは、同社が販売するカフェイン入りエナジードリンク「Cafe Wake-up 247」のブランド名をリーグ名に使用する方針で、正式リーグ名は「Cafe Wake-up 247 Vリーグ1-2019」となる見通し。なお、今シーズンのVリーグ1は2月21日に開幕する。

[2019年2月19日 ベトジョーニュースU]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 2000年にベトナムのサッカーリーグがプロ化されてから早いもので18年が経った。国内最高峰のVリーグ1で...
 公益財団法人日本サッカー協会は8日、ベトナムサッカー連盟(Vietnam Football Federation)との間で、パ...
 マサングループ[MSN](Masan Group)はこのほど、石油精製業や通信事業を軸とする韓国
 ベトナムプロサッカー株式会社(VPF)はハノイ市シェラトンホテルで30日、Vリーグ2015シーズンの新スポン...

新着ニュース一覧

 一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)は15日、ベトナムの新たなドローン産業団体であるベトナム低...
 電子機器・電気機械器具の製造・販売を手掛けるコーセル株式会社(富山県富山市)は、海外子会社(非連結...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ベトナムで初となる軽量軌道交通(LRT)路線が19日、南部メコンデルタ地方アンザン省フーコック特区(島)...
 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロ...
 米国の調査機関World Population Review(WPR)が先般発表した
 ホーチミン市では現在、計1万8613台のタクシーが運行されており、このうち電気自動車(EV)が1万3124台で...
 レ・タイン・ロン副首相はこのほど、「2025~2035年の外国語教育強化計画および2045年までのビジョン」...
 ベトナム国家大学ホーチミン市校(ホーチミン市国家大学=VNU-HCM)の副学長を務めていたグエン・ティ・...
 ベトナム郵便通信グループ(VNPT)は18日、2026年計画実施会議の枠組みの中で、人工知能(AI)専門会社「VN...
 東南部地方ドンナイ省のロンタイン国際空港は19日、初の民間旅客便を受け入れた。同空港が受け入れた初...
 地場系コングロマリットのビングループ[VIC](Vingroup)は12月19日、ハノ
 南北高速道路は19日、北端のフウギ国境ゲート~チーラン間高速道路(約60km)および南端のカントー~カマ...
 株式会社ストライプホールディングス(岡山県岡山市)のグループ会社であるストライプベトナム(STRIPE VI...
 阪急阪神不動産株式会社(大阪府大阪市)と株式会社シーアールイー(東京都港区)は、シンガポール政府系企...
トップページに戻る