ホイアン:旧市街地で入場料徴収、観光客らが反発

2014/04/24 15:52 JST配信

 南中部沿岸地方クアンナム省ホイアン市は最近、◇チャンフー通り、◇グエンタイホック通り、◇バクダン通り、◇グエンティミンカイ通りなど、旧市街の中心部である歴史保存地区を訪れる観光客に対し、観光用入場料の徴収を開始した。これにより、旧市街を訪れる観光客が減少傾向にある。

(C)  laodong
(C) laodong

 入場料は、外国人が12万ドン(約580円)、ベトナム人が8万ドン(約390円)と、かなり高額に設定されており、多くの観光客がこれに反発し、歴史保存地区への訪問を止めている。世界最大の旅行口コミサイト「TripAdvisor」の掲示板では、ホイアン市への旅行を止めるよう働きかける動きまで出ている。

 これまでは、旧市街の主な観光名所(博物館、中華会館、旧家など)を見学する際に観光用入場チケットの購入が求められたが、今回の制度では、歴史保存地区の入場自体に料金が発生するため、料金を払わなければ、世界遺産である同市の古い街並みを見学することも出来なくなってしまった。

 また、観光客だけでなく、地元住民も入り口で、身分証明書の提示を求められるため、旧市街地に住んだり、働いたりしている人々は当局のやり方に不満を募らせている。

 ホイアン市人民委員会によると、2013年に同市を訪問した観光客は125万人、歴史保存地区への入場料収入は800億ドン(約3億8800万円)だった。当局は、観光客に入場料徴収を徹底すれば、更なる収入の増加が見込めるとし、今回の観光用入場料の徴収開始を決定した。

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