ホーチミン~ブンタウ間の水中翼船、年内にも運航再開へ

2014/12/19 16:31 JST配信

 ホーチミン市人民委員会はこのほど、同市からブンタウ市(東南部バリア・ブンタウ省)までを結ぶ水中翼船サービスの再開を認める方針を明らかにした。

(C) vnexpress 1月に発生した水中翼船全焼事故現場
(C) vnexpress 1月に発生した水中翼船全焼事故現場

 これにより、同市交通運輸局は消防局と協力して、安全面を確保すべく業者が保有する水中翼船を点検し、基準をクリアした船に対してのみ運航再開を許可する。同路線で水中翼船を運航する各業者は、年内にも運航を再開できるよう、所定の手続きを急いでいる。

 2014年の1月に乗客と乗組員計92人を乗せたビナエクスプレス社の水中翼船がサイゴン川で全焼する事故が発生したことをきっかけに、同市当局は水中翼船サービスの一時停止を命じた。なお、同事故に遭った乗客らは乗組員の指示のもとライフジャケットを着用して川に飛び込み、現場近くにいた漁船により全員救出され無事だった。

 停止命令が出される前に同路線で水中翼船サービスを提供していた業者は、◇ビナエクスプレス、◇ペトロエクスプレス、◇グリーンラインズエクスプレスの3社。3社は20隻余りの水中翼船を運航していたが、中には船齢が20年を超える船も含まれていた。

[Trung Son, VNExpress, 11:50 (GMT+7) 17/12/2014, A]
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