2019年4月21日、ベトナムIT協会(VINASA)が主催するIT業界の発展に最も貢献したサービスに贈られる名誉賞「SAO KHUE賞」の受賞式が開催された。受賞したのはAIやブロックチェーン、アプリ開発を手がける技術者集団であるDEHAグループ(以下DEHA)のAI技術専門チームDEHA TECHNOLOGYが提供する「Weface」だ。
「Weface」はDEHAが誇るAI(人工知能)技術を応用した実店舗を持つ小売事業者向けの画像解析サービスだ。人的コストの削減や顧客情報の解析等、マーケティング支援の機能も備えた優れものだ。「Weface」は既にベトナム大手企業に採用されており、今後は日本企業向けにも提供していきたい考えだ。
画像解析サービス「Weface」とは
DEHAはもともとAI技術に長けており、画像解析による自動算出ソリューションを提供している。その強みを活かし、実店舗を運営する小売業者に最適化したサービスが「Weface」なのだそうだ。「Weface」は店舗に訪れた顧客をAI技術を搭載したカメラで解析することにより、顧客の心理を捉え、事業戦略の構築、店舗や在庫の管理、売上拡大の為の意思決定に役立てるのが目的だ。
慢性的な人材不足や、事業拡大に課題を感じる小売業者のニーズとマッチし、大手フードマーケットのSOI BIENやApple製品販売点のShop Dunkなどで採用されている。DEHAは国内外に向けて、先端技術力の提供を行なっていきたい考えで、特に経験や実績が豊富にある日本企業への展開は積極的に考えているようだ。
先日(2019.4)東京ビッグサイトにて実施された第3回 AI・人工知能 EXPOに出展し、Wefaceを初めとした画像解析・AIソリューションを紹介している。
DEHAとは
DEHAは日本を拠点とするDEHA SOLUTIONS、ハノイを拠点とするDEHA SOFTWARE、先端技術に特化したDEHA TECHNOLOGYの3社で構成される技術者集団だ。総勢100名を超える当社は、若くエネルギーのある企業文化と、長年のIT業界で培われた技術力や知見により、日本企業とベトナム企業から信頼を勝ち得ている。
今回の記事で触れたSAO-KHUE賞以外にも、2018年には優れた技術能力があるトップ10企業に選出されるなど、様々な専門機関から評価を集めており、これからの成長を期待される企業として注目されている。
日本企業との実績多数|アプリ・システム開発のアウトソーシング
今回の賞のように、AIやブロックチェーンなどの先端技術がどうしても目立ってしまうが、世の中的には既存産業でよく使われるアプリ開発や業務システム、サイト制作などの需要の方が多いのが事実だ。特に日本企業は慢性的な人材不足に悩んでおり、高い技術や納品力がある開発会社は引く手数多だ。一方で海外企業とはなかなか上手くコミュニケーションが取れず、良いオフショア開発会社になかなか出会えないという課題を感じている会社も少なくないようだ。
そんな中、日本の大学出身者や、日本の大手企業に従事経験があるメンバーで創業したDEHAは、日本企業との相性が良く、高い技術力やコミュニケーション能力において一定の評価を得ている。日本企業との多数の開発実績がその証拠だ。
華やかな先端技術の受賞を見ると少々以外かもしれないが、DEHAが日本企業に選ばれる理由は堅実な開発スタイルにあるのかもしれない。近年は「オフショア2.0」をテーマに掲げ、日本企業へ高品質のシステムを納品する為に、常にノウハウのアップデートに精力的に取り組んでいる。また、ベトナムの地の利を生かし、高い技術力に関わらず、割安で優秀なエンジニアチームを組織し、クライアントにチームごと提供することができるので、リソース不足や予算不足に悩む企業にとっては、非常に有難い存在なのだそうだ。
DEHAは日本企業のニーズを素早くかつ正しくキャッチする為に、東京都中央区に拠点を持ち営業展開している。フットワークの軽さが売りだという当社に興味をお持ちの方は、気軽にお問い合わせしてみてはいかがだろうか。
会社名:株式会社DEHA SOLUTIONS
代表者:代表取締役 ファム・ミン・フン(代表挨拶)
所在地:〒104-0031 東京都中央区京橋2-5-2 京橋東邦センタービル6F
参 考:お客様の声 / 制作実績
窓 口:お問い合わせ(日本語・英語・ベトナム語可)