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三谷産業の現地法人で、プリント基板(PCB)や半導体などの製造工程で使用される化学品を製造・販売するAureole Mitani Chemical & Environment Inc.(AMCE)は、北部ハイフォン市の工場において精製希硫酸の生産能力を増強した。精製硫酸希釈ユニットを追加設置し、2026年8月より本格稼働を開始したことで、精製希硫酸の生産能力は従来の日量50トンから倍増し、日量100トンとなった。
今回の設備増強は、旺盛な需要が続くプリント基板(PCB)・半導体産業向けの供給体制を強化するもの。あわせて、半導体用炭酸ナトリウム溶解ユニットも追加設置しており、日系企業および外資系企業への販売網拡大を図る。
AMCEは1997年に設立され、南部ドンナイ市のロンビン工業団地に本社工場を構える。ハイズン工場は2012年に設立され、敷地面積は約2万平方メートル。北部地域の顧客向け供給拠点として、廃水処理用化学品をはじめ、電子部品などの製造に使用される高純度化学品や、顧客の要望に応じた濃度の無機化学品を自社で製造している。
ハイズン工場では、設立以来、積極的にインフラ投資を進めてきた。2023年には自家発電設備を設置し、2024年には新製造棟およびタンクヤードを増設。さらに2025年5月には、延床面積2,745平方メートルの化学品専用貯蔵倉庫を竣工した。現在は50種類以上の化学品を安定供給できる体制を整えており、営業エリアも北中部およびダナン方面へ順次拡大している。
今回の新ユニット稼働を通じ、AMCEは急成長を続けるベトナムの電子・半導体産業を支える化学品供給拠点として、さらなる貢献を目指す。
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