タイグエン省:集中型デジタルテクノロジー団地を着工

2026/07/06 04:34 JST配信

 東北部地方タイグエン省のバンスアン街区(phuong Van Xuan)とディエムトゥイ村(xa Diem Thuy)で2日、イエンビン集中型デジタルテクノロジー団地の建設が始まった。

(C) Tuoi Tre
(C) Tuoi Tre

 サイゴン不動産[SGR](Saigon Real Estate)傘下のバンスアン・デジタルテクノロジー投資(Van Xuan Digital Technology Investment)と、ホーチミン市近郊で大規模不動産開発を手掛けるリゼン[LCG](Lizen)の企業連合が共同開発する。投資総額は3兆5000億VND(約210億円)超で、総面積は約198haとなる。

半導体・AI分野の先端拠点を構築

 同プロジェクトは、「ネットゼロ(Net Zero)」の基準に準拠したデジタル・グリーン複合都市を目指す。104ha超の生産エリアのほか、専門家向けの住宅や商業施設、研究開発(R&D)センター、データセンターを整備する。半導体や人工知能(AI)、ドローンなどの無人航空機(UAV)といった先端分野の企業を優先的に誘致する。

 稼働後は同省の域内総生産(GRDP)の5~10%に貢献し、30億~40億USD(約4800億~6400億円)の投資誘致と、約2万人の雇用創出を見込む。2028年4~6月にインフラが完成し、同年7~9月に稼働を開始する計画だ。

 タイグエン省は近年、ハイテク産業の投資誘致先として存在感を高めている。同省は2026年1~6月期に80億USD(約1兆3000億円)超の海外直接投資(FDI)を誘致しており、これはベトナム全国のFDI認可額の42%に相当する。

 今回着工した集中型デジタルテクノロジー団地は、同省が知識や技術、質の高い人材を活かした持続可能な経済成長モデルへと移行するための戦略上の重要な一歩として位置付けられている。

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