ベトナムの2大ディーバ、ゴック・ハーとミー・タム

2012/09/11 10:58 JST配信

 ベトナムの芸能界で圧倒的な人気を誇り、その一挙手一投足がマスコミに取り上げられる二人の女性歌手がいる。ホー・ゴック・ハーとミー・タムの姿がテレビや雑誌に登場しない日は殆どない。ティンモイが報じた。

(C) nhacwebme, ホー・ゴック・ハー
(C) nhacwebme, ホー・ゴック・ハー
(C) VTC, ホー・ゴック・ハー
(C) VTC, ホー・ゴック・ハー
(C) tintuc.timnhanh, ミー・タム
(C) tintuc.timnhanh, ミー・タム
(C) chiasetructuyen, ミー・タム
(C) chiasetructuyen, ミー・タム

 ホー・ゴック・ハーはモデルとして芸能活動をスタートした。人気絶頂期にモデルを廃業して歌手活動を開始すると宣言したときも大きな反響を呼んだ。彼女の地声がかなりハスキーであることは広く知られていたことで、当初は歌手として通用するのかと懐疑的な目が多かった。新聞の見出しでも「歌うモデル」のレッテルが貼られていたが、その間も懸命にボイストレーニングに励んで、持ち前のパワフルな歌声を磨いていった。

 現在は国内トップクラスの歌手との評価を受けるまでになっている。この他「CM女王」、「ファッションアイコン」、「最もセクシーな歌手」としても有名。私生活では、2010年にクオックオン・ザライ株式会社[QCG]の副社長グエン・クオック・クオン氏(通称:クオン・ドラー)との交際が発覚、その後、「できちゃった婚」を発表した。

 一方のミー・タムは、ゴック・ハーが歌手として認められるずっと以前から、「ベトナムポップ界の女王」の名を欲しいままにしてきた。最近は他の若手歌手が台頭してきたため、かつての勢いが無くなったとも言われているが、絶頂期はリリースする楽曲が全て国内ランキングで1位を獲得するほどだった。受賞した音楽賞は数知れず、その圧倒的な歌唱力は誰もが認めるところ。

 一時期、女優業も並行して行っていたが、最近は歌手活動に専念するようになり、再びヒット曲を連発している。また、慈善活動に積極的なことでも知られている。2008年にホーチミン市で開催された「日越友好音楽祭」では、ベトナム代表の歌手としてステージに立った。

[Tinmoi, 12:32 (GMT+7) 29/08/2012U]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ホーチミン市タンビン区タンソンニャット国際空港の国際線ターミナル前で10日19時30分ごろ、シンガポー...
 ベトナムの人気女性歌手ミー・タムと日本の人気男性ギタリスト押尾コータローのコラボレートコンサート...
 べトナムを代表する人気歌手ミー・タムがこのほど、国際レコード産業連盟(IFPI)が主催する「ワールド...
 ヨーロッパ最大級の音楽祭「MTV EMA 2013」の東南アジア最優秀アーティストにベトナムの人気歌手、ミー...
 米経済誌フォーブスのベトナム語版「フォーブス・ベトナム」はこのほど、インターネット上で最もファン...
 ヨーロッパ最大級の音楽祭「MTV EMA 2013」に、ベトナムの人気歌手ミー・タムがノミネートされる可能性...
 ベトナムの人気女性歌手ミー・タムがYouTube公式チャンネル「Mytamtube」を開設した。
 海外のメディアでベトナムのスターが話題とされ賞賛される事は、残念ながらそうそうない。こうした栄誉...

新着ニュース一覧

 商工省によると、2025年におけるベトナムの輸出入総額は推定で約9200億USD(約144兆円)となり、過去最高...
 ベトナム建設省は19日、ラオカイ~ハノイ~ハイフォン間鉄道建設事業の第1サブプロジェクトの着工式を...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)を運行する同市メトロ1号線有限会社...
 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロ...
 軍事ウェブサイトのグローバル・ファイアパワー(Global Firepower=GFP)が発表した2025年版の世界軍事...
 ファム・ミン・チン首相は20日、ペトロベトナムグループ(Petrovietnam=PVN)のレ・マイン・フン会長を...
 再生可能エネルギー事業を手掛けるイーレックス株式会社(東京都中央区)は、同社が開発を進めている西北...
 一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)は15日、ベトナムの新たなドローン産業団体であるベトナム低...
 電子機器・電気機械器具の製造・販売を手掛けるコーセル株式会社(富山県富山市)は、海外子会社(非連結...
 ベトナムで初となる軽量軌道交通(LRT)路線が19日、南部メコンデルタ地方アンザン省フーコック特区(島)...
 米国の調査機関World Population Review(WPR)が先般発表した
 ホーチミン市では現在、計1万8613台のタクシーが運行されており、このうち電気自動車(EV)が1万3124台で...
 レ・タイン・ロン副首相はこのほど、「2025~2035年の外国語教育強化計画および2045年までのビジョン」...
 ベトナム国家大学ホーチミン市校(ホーチミン市国家大学=VNU-HCM)の副学長を務めていたグエン・ティ・...
トップページに戻る