日本人現代アーティストによる展覧会、ハノイとホーチミンで開催

2013/06/06 13:02 JST配信

 国際交流基金ベトナム日本文化交流センターは、日越友好年(日越外交関係樹立40周年)を記念して、ハノイ市ホーチミン市で「ウィンター・ガーデン:日本現代美術におけるマイクロポップ的想像力の展開」展を開催する。

(C)国際交流基金, 青木陵子「フィクションハウス」
(C)国際交流基金, 青木陵子「フィクションハウス」
(C)国際交流基金, 工藤麻紀子「空飛ぶさかな」
(C)国際交流基金, 工藤麻紀子「空飛ぶさかな」
(C)国際交流基金, 泉太郎「キュロス洞」
(C)国際交流基金, 泉太郎「キュロス洞」
(C)国際交流基金, 田中弘起「Cause Is Effect」
(C)国際交流基金, 田中弘起「Cause Is Effect」

 この展覧会は美術評論家の松井みどり氏の企画によるもの。松井氏の造語である「マイクロポップ」とは、断片を組み合わせて独自の世界観を表現したり、時代遅れのものや凡庸なものに新たな用途や意味を与える表現のこと。この「マイクロポップ」的表現を使った日本人現代アーティスト14組による絵画や映像作品など35点が出展される。

 なお、出展者には第55回ヴェネチア・ビエンナーレの日本代表に選出された映像作家の田中功起氏や、「芸術テロ」とも言うべき言動で議論を巻き起こしているアーティストグループChim↑Pom(チン↑ポム)なども含まれている。

展覧会概要
<ハノイ>
期間:ハノイ 6月8日(土)~23日(日)
会場:ベトナム国立美術博物館(ハノイ市ホアンキエム区クアンチュン通り27番地)
開館時間:8時30分~16時45分(会期中無休)
入場料:無料
<ホーチミン>
期間:7月6日(土)~21日(日)
会場:ホーチミン市労働文化会館展示館(ホーチミン市1区グインティミンカイ通り58番地)
開館時間:9時~19時(会期中無休)
入場料:無料

[国際交流基金,リリース, 2013年5月,K]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 安倍晋三首相は23日、訪日したグエン・ティエン・ニャン副首相と会談を行い、両国の戦略的パートナーシ...
 日本の外務省は13日、訪日中のチャン・ダイ・クアン公安相が同省を表敬訪問し、岸田文雄外務相と会談...
 日越外交関係樹立40周年を記念したデザイン列車「日越友好列車」が、5月8日からハノイ市とホーチミン市...

新着ニュース一覧

 格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は、米ボー
 ベトナムの決済アプリ大手「モモ(MoMo)」は、世界的保険グループであるチャブグループ(Chubb Group)傘...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ホーチミン市当局は10月、ビンチュン街区(旧トゥードゥック市)のマイチート(Mai Chi Tho)通りに全長約5...
 南部メコンデルタ地方ドンタップ省に住むファン・ゴ・ジエム・フオンさん(女性・18歳)には「我が家」が...
 KDDI株式会社(東京都港区)は11日、ベトナム郵便通信グループ(Vietnam Posts and Telecommunications Gr...
 株式会社多摩川ホールディングス(東京都港区)の孫会社である多摩川電子ベトナム(TAMAGAWA ELECTRONICS ...
 家具・建築用金物製造販売を手掛ける株式会社中尾製作所(三重県津市)は4日、東南アジア地域における販...
 ホーチミン市タンミー街区(旧7区)のサイゴンエキシビション&コンベンションセンター(SECC:799 Nguyen...
 ベトナム共産党政治局は、政治システムにおける職位・職務区分を改定する決定第368号-QD/TWを公布した...
 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電
 マレーシアを公式訪問したチャン・タイン・マン国会議長は同国の首都クアラルンプールで19日にジョハリ...
 電動バイクの生産・販売を手掛ける地場スタートアップのダットバイク(Dat Bike)は18日、シリーズBラウ...
 消防関連設備を製造する韓国系のSテックビナ(S-TEC VINA)が、成長を遂げている。同社によると、ベトナ...
 ベトナム全国で多くの道路・橋梁プロジェクトを違法落札した建設会社トゥアンアングループ(Thuan An Gr...
トップページに戻る