- 7月1日から8月15日まで増便
- 「新ホーチミン市」誕生で通勤需要に対応
- 毎日5時から22時まで1日226便を運行

ホーチミン市は7月1日から8月15日まで、同市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)の運行本数を増やす。
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これは、ホーチミン市と東南部地方ビンズオン省、同バリア・ブンタウ省の3省・市が合併され、「新ホーチミン市」が誕生したことに伴う公務員や労働者の通勤ニーズに対応することを目的としている。
同市建設局(旧交通運輸局)傘下の公共交通管理センターによると、7月1日から8月15日まで、メトロ1号線は毎日5時から22時まで運行し、1日の運行本数をこれまでより26便多い226便とする。
増便は、日々高まる通勤需要に対応するためで、特に旧ビンズオン省からホーチミン市中心部へ通勤する人々の支援が主な目的となる。
旧ビンズオン省の住民が公共交通機関を利用してホーチミン市中心部に移動するには、例えば路線バスの「61-05番」または「61-77番」を利用して、旧ビンズオン省行政センターからホーチミン市直轄トゥードゥック市の新ミエンドン(東部)バスターミナルまで行き、同ターミナルに近接するメトロ1号線を利用するといった方法がある。
2024年12月に運行を開始したメトロ1号線は、運行開始から約6か月が経過した6月14日時点で累計利用者数が約1000万人に達した。
決済方法も、銀行カード、決済アプリ、専用アプリ「HCMC Metro HURC」など多様化が進み、専用アプリと連携させることでチップ内蔵の身分証明書(IDカード)を定期券として利用できるようにもなった。
さらに7月1日からは、各駅に設置されている自動券売機で1回乗車券、1日乗車券、3日乗車券のほか、チャージ式カードなどのICカードも購入できるようになった。