ホーチミン:メトロ1号線、1日26本増便 省・市合併で需要増

2025/07/03 06:10 JST配信
  • 7月1日から8月15日まで増便
  • 「新ホーチミン市」誕生で通勤需要に対応
  • 毎日5時から22時まで1日226便を運行

 ホーチミン市は7月1日から8月15日まで、同市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)の運行本数を増やす。

(C) znews
(C) znews

 これは、ホーチミン市と東南部地方ビンズオン省、同バリア・ブンタウ省の3省・市が合併され、「新ホーチミン市」が誕生したことに伴う公務員や労働者の通勤ニーズに対応することを目的としている。

 同市建設局(旧交通運輸局)傘下の公共交通管理センターによると、7月1日から8月15日まで、メトロ1号線は毎日5時から22時まで運行し、1日の運行本数をこれまでより26便多い226便とする。

 増便は、日々高まる通勤需要に対応するためで、特に旧ビンズオン省からホーチミン市中心部へ通勤する人々の支援が主な目的となる。

 旧ビンズオン省の住民が公共交通機関を利用してホーチミン市中心部に移動するには、例えば路線バスの「61-05番」または「61-77番」を利用して、旧ビンズオン省行政センターからホーチミン市直轄トゥードゥック市の新ミエンドン(東部)バスターミナルまで行き、同ターミナルに近接するメトロ1号線を利用するといった方法がある。

 2024年12月に運行を開始したメトロ1号線は、運行開始から約6か月が経過した6月14日時点で累計利用者数が約1000万人に達した。

 決済方法も、銀行カード、決済アプリ、専用アプリ「HCMC Metro HURC」など多様化が進み、専用アプリと連携させることでチップ内蔵の身分証明書(IDカード)を定期券として利用できるようにもなった。

 さらに7月1日からは、各駅に設置されている自動券売機で1回乗車券、1日乗車券、3日乗車券のほか、チャージ式カードなどのICカードも購入できるようになった。

[Znews 10:30 1/7/2025, F]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)は、8月16日からダイヤを一部見直し...
 ホーチミン市は1日、同市に合併された旧ビンズオン省と旧バリア・ブンタウ省にあたる地域から通勤する...
 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)を運行する同市メトロ1号線有限会社...
 ホーチミン市メトロ1号線(ベンタイン~スオイティエン間)は、4月30日(南部解放記念日)と5月1日(メーデ...
 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)管理委員会(MAUR)によると、同市メトロ1号線(ベンタイン~スオイティエン...

新着ニュース一覧

 国会は11日、ホーチミン市に自由貿易区を設立して投資を誘致し、地域経済の中心地とするための特別制度...
 国会は10日、改正刑事判決執行法および拘留・勾留・居住地制限措置に関する法律を含む、司法に関連する...
 国会は10日、◇汚職防止法の一部を改正・補足する法律、◇改正国会・人民評議会監視活動法、◇国民対話法...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 グエン・バン・フアンさん(男性・40歳)は毎週、東北部地方クアンニン省からハノイ市まで100km以上の道...
 財政省傘下統計局(NSO)が発表したデータによると、2025年1~11月期に全国で新規設立された企業は前年同...
 韓国の製薬会社である緑十字ホールディングス(GC Holdings=GC)はこのほど、ハノイ市で健康診断施設「G...
 ベトナム自動車工業会(VAMA)の発表によると、2025年11月におけるVAMA加盟企業とVAMA非加盟企業を合わせ...
 国会は10日、◇改正民間航空法、◇改正建設法、◇改正計画法の交通・インフラ関連の法律3本を可決した。 ...
 国会は10日と11日、社会・経済分野に関する14本の法律を可決した。可決された法律は以下の通り。 ◇...
 国家証券委員会(SSC)は10日、財政省が「暗号資産取引市場管理委員会」を設立したと発表した。同委員会...
 国会は11日、北部紅河デルタ地方バクニン省で計画されているザービン国際空港建設プロジェクトの投資方...
 日本の環境省は、ベトナム農業環境省とコ・イノベーションのための透明性パートナーシップ(PaSTI)を通...
 ベトナムIT最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)は、日本法人のFPTジ
 学習塾および教育関連事業を手掛ける株式会社スプリックス(東京都渋谷区)は4日、ハノイ工科大学(HUST)...
 ホーチミン市は、2026年の新暦正月を祝う打ち上げ花火の実施を計画している。打ち上げ花火は2026年1月1...
トップページに戻る