- ハノイ市タイ湖西側の「スターレイク」内
- 鹿島建設と地場の合弁が開発推進
- サンケイビルにとって国内初の開発事業

株式会社サンケイビル(東京都千代田区)は、ハノイ市のタイ湖西側に位置する「スターレイク(Star Lake)」内で、鹿島建設株式会社(東京都港区)と地場デベロッパーのインドチャイナ・キャピタル(Indochina Capital)との開発合弁会社であるインドチャイナ・カジマ・デベロップメント(Indochina Kajima Development=IKD)が開発を推進するAクラスオフィス・商業複合施設「パルク・ハノイ(Parc Hanoi)(仮称)」プロジェクトに、IKDおよびカジマ・デベロップメント(Kajima Development、シンガポール)との共同事業として参画する。
![]() (C) サンケイビル |
サンケイビルにとって、ベトナムで初めての開発事業となる。
2024年11月に着工した同物件は、鹿島ベトナムが設計・施工を担う信頼性の高い都市開発プロジェクトで、地上23階・地下2階建て、敷地面積1万1318m2、延床面積8万1027m2のAクラスオフィスと商業機能を有する複合ビルとなる。計画中のハノイ市都市鉄道(メトロ)の新駅に近く、主要幹線道路にも至近という高い交通利便性を誇る。
開発地のスターレイクは、韓国の大手建設会社である大宇建設(Daewoo Engineering & Construction=Daewoo E&C)がマスターデベロッパーを務める約186haの大規模都市再開発エリアとなっている。
今後はベトナム政府の中央官庁や各国大使館、高島屋のベトナム2号店の出店などが予定されており、将来的なハノイ市の中心業務地区(CBD)形成が期待されている。
今後は2027年3月の竣工を目標に、現地パートナーとともにプロジェクトを着実に進めていく。