アイウエアの企画・製造・販売・輸出入などを手掛ける株式会社ジンズホールディングス(JINS、東京都千代田区)グループのジンズ・ベトナム(JINS Vietnam、ホーチミン市)は11月、ホーチミン市1区のショッピングセンター「サイゴンセンター(Saigon Centre)」3階にベトナム1号店をオープンする予定だ。

(C) ジンズホールディングス

　ベトナム1号店のオープンに先立ち、6月25日(水)から8月31日(日)まで、ポップアップストア「ジンズ・サイゴンセンター・ポップアップストア(JINS Saigon Centre POP-UP STORE)」を、ベトナム1号店が入居する予定の区画にオープンする。

　JINSは2001年に日本1号店をオープンした。グローバルでは2010年に中国に海外1号店を出店し、2015年に米国と台湾、2018年にフィリピンと香港へ進出している。1月にはグローバル展開加速の起点となる新しい顧客体験構築の実験店を米国・ロサンゼルスにオープンした。5月末時点で、世界6地域で789店舗を展開し、8月にはモンゴルへの進出を予定している。ベトナムでは2024年に子会社を設立した。

　ポップアップストアでは、製品は販売しないが、JINS製品の展示、購入予約受付、研修スペースの設置、JINSを紹介するクリエイティブの展示、人工知能(AI)でメガネの似合い度を判定する「JINS BRAIN」の設置、フォトブースの設置を行う。

　ポップアップストアの設計は、これまで日本国内外のJINS店舗をはじめ、JINS東京本社の設計を手掛けてきた建築家の高濱史子(高ははしごだか)氏と小松智彦氏が担当する。店内にはJINSを代表する製品やグローバルで人気の製品、日本製の製品を中心に展示する。