恋人に裏切られ硫酸で殺害した女に懲役7年

2008/09/22 07:56 JST配信

 ホーチミン市裁判所は15日、ニン・ダン・フエン・リン被告(28歳・女)に殺人罪で懲役7年の判決を言い渡した。

 リン被告は大学進学のためにホーチミン市に出てきた2000年から2歳年下のフオンさんという男性と交際を始め、2004年からは同市タンビン区のアパートで夫婦同然の同棲生活を送っていた。しかし、昨年4月にリン被告が妊娠するとフオンさんは中絶を強要し、別の恋人がいることを見せつけるようになった。それでもリン被告が執着を見せたため、フオンさんは新しい恋人とは別れて2年後に迎えに行くと言ってリン被告を田舎に帰らせた。ところがその1週間後にリン被告がアパートに戻ったところ、フオンさんが新しい恋人と同棲しているのを発見した。

 その後リン被告は硫酸を入手し復しゅうの機会を伺っていた。昨年11月17日、リン被告がアパートにいるところにフオンさんと恋人が荷物を取りに来た際、リン被告とフオンさんは口論になった。激高したリン被告はフオンさんに硫酸を浴びせかけると、その足で警察に自首した。フオンさんは病院に救急搬送されたがやけどがひどく一週間後に死亡した。

[VnExpress, 16/9/2008, 01:52 GMT+7]
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