28日夜ハノイ市ロンビエン区フードン橋付近のガソリンスタンドで、同市ザーラム郡在住のブー・チョン・カインさん(男性・34歳)が火だるまになる事故が発生した。事故の原因は突然発火した携帯電話だった。2日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
カインさんはこの日、仕事で使用したガソリンの領収書を受取るため、同ガソリンスタンドに立ち寄った。そこでトイレを借りようとした際、携帯電話に着信が入り、受信ボタンを押したところ、突然携帯電話が発火、瞬く間にカインさんの体は炎に包まれた。
受信時の微弱な電流が気化したガソリンに引火したものと見られている。カインさんは病院に緊急搬送されたが、全身や呼吸器官などに重度の火傷を負っており、危険な状態だという。