稲耕作地 2030年以降は360万ヘクタールを維持

2009/05/25 06:40 JST配信

 農業農村開発省はこのほど、「2020年までの全国稲耕作地使用計画および2030年までのビジョン」の草案をまとめた。それによると、農地を他の目的用に変更するケースが日増しに増加しており、長期的には国の食糧安全保障に悪影響を及ぼしかねないとして、2030年以降は稲耕作地の総面積を360万ヘクタール(うち水稲耕作地は320万ヘクタール)で安定的に維持する方針を打ち出している。

 草案は稲の二期作を維持する重要な地域としてメコンデルタ地方とホン川(紅河)デルタ地方を挙げ、残すべき稲耕作地の面積を提示している。メコンデルタ地方では、2020年に175万5000ヘクタール、2030年に174万ヘクタール、ホン川デルタ地方では2020年に56万ヘクタール、2030年に54万ヘクタールを残すとしている。また北部山岳、北中部、南中部、中部高原の各地方についても残すべき面積を具体的に示している。

[Sai Gon giai phong, Thoi su, 20/5/2009]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 国会は24日、2011年~2020年までの農地使用税の減免案を可決した。25日付ノントンガイナイ紙(電子版)が...

新着ニュース一覧

 中国発のぬいぐるみ「ベイビー・スリー(Baby Three=娃三歳)」が、ホーチミン市の若者の間でブームにな...
 デジタル旅行プラットフォーム「アゴダ(Agoda)」を運営するアゴダ・カンパニー(Agoda Company、シンガ...
 南中部沿岸地方ダナン市観光局は、2024年12月14日(土)から2025年1月2日(木)にかけて「クリスマス&ニュ...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 午後3時、ハノイ市ハイバーチュン区ファムディンホー街区在住のグエン・ゴック・クアンさん(男性・61歳...
 カンボジア公式訪問を開始したチャン・タイン・マン国会議長は21日、カンボジアの首都プノンペンで、同...
 ベトナム共産党政治局・書記局は20日に開かれた会合で、政治局員・国会共産党連合会書記・国会議長在任...
 ワインの輸入販売などを手掛けるエノテカ株式会社(東京都港区)は11月25日、ホーチミン市1区のホーチミ...
 住商アグロインターナショナル株式会社(住商アグロ、東京都千代田区)は、ベトナムの農業資材販売会社で...
 ベトナム最大の企業管理職向けソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を運営するアンファベ(Anph...
 南部メコンデルタ地方カマウ省人民委員会は19日、ダムゾイ郡でダムゾイ・カイヌオック・チャーラー(Dam...
 ホーチミン市人民委員会は21日、12月の商業運転開始を予定している都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~...
 21日から23日までの日程でマレーシアを公式訪問中のトー・ラム書記長は21日、最高儀礼に則り盛大に執り...
 ドミニカ共和国を公式訪問中のファム・ミン・チン首相は現地時間20日、ルイス・ロドルフォ・アビナデル...
 米不動産サービス大手クッシュマン&ウェイクフィールド(Cushman & Wakefield=C&W)がこのほど発表した...
 南中部高原地方総合病院は19日、自宅で調理したヒキガエルの肉と卵を食べた児童2人が中毒を起こしたと...
トップページに戻る