ホーチミン市工科大、感情理解ロボットを公開

2011/01/03 07:17 JST配信

 ホーチミン市工科大学の研究グループは28日、顔の表情から人の感情を理解するロボットの実験を公開した。この実験の成功は、ベトナムの人工知能分野の研究や将来の知性ロボット開発につながると期待されている。29日付ダットベト紙電子版が報じた。

 29日付サイゴンティエップティ紙は実験の様子を次のように伝えている。「ロボットは室内をゆっくり移動しながら人を探し、発見すると徐々に近付いていった。90センチメートルほどの距離まで近付くと停止し、目の前にいる人の顔の観察を始めた。観察されている人が微笑を浮かべると、ロボットは30センチ後退した。人が悲しそうな顔をすると、今度は慰めるように近付く。人が近付こうとするとロボットは後退し、人が後ろに下がるとロボットはまた近付く。ロボットはお互いの距離を90センチに維持したがっているように見えた」

 研究グループ主任のグエン・ドク・タイン博士によると、顔の64か所をポイントし、その動きで感情を判断するアルゴリズムが組まれているといい、ロボットは今後訓練を重ねることで、喜び、悲しみ、怒り、驚き、冷静などの感情を理解できるようになるという。タイン博士は「このアルゴリズムは新しいものではない。我々の研究の新しい点は、計算時間を短縮するための工夫をしたことにある」と述べた。

[Dat Viet online, 9:04 AM, 29/12/2010, O]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ホーチミン市技術師範大学4年生のグエン・チャン・タイン・フォンさんが、画期的な「英語講師ロボット...
 「ベトナム・ロボットコンテスト(ロボコン2011)」の決勝大会が15日行われ、参加した8チームの中からラ...
 2010年はベトナムのロボット製造業界にとって記念すべき年になった。毎年開催されるロボットコンテスト...
 カナダに住む越僑青年レー・チュンは、美女ロボット「アイコ」を開発したことで知られている。世界のマ...
 マレーシアで10日に開催された「アジア・太平洋ロボットコンテスト2006(ABUロボコン)」で、ベトナム...

新着ニュース一覧

 トー・ラム書記長とファム・ミン・チン首相、チャン・タイン・マン国会議長は、ラオスを同時訪問した。...
 国内最大手の格安航空会社(LCC)ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)とホ
 ハノイ市のハノイ師範大学はこのほど、日本でのベトナム語能力検定試験とベトナム語能力証明書の発行に...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 南中部地方ダナン市(旧クアンナム省)のホイアン旧市街のバクダン(Bach Dang)通りにある小さな店の前で...
 ハノイ市科学技術局は3日、ハノイ技術取引所(HanoTEX)とデジタル転換市場(DTMarket)を立ち上げた。これ...
 韓国教育省傘下の国立国際教育院は3日、ベトナムで2026年から韓国語能力試験(TOPIK)の成績を大学入学に...
 政府は4日、決議第9号/2026/NQ-CPを公布し、食品安全法をガイダンスする1月26日付けの政令第46号/2026/...
 トー・ラム書記長の特使として中国を訪問したレ・ホアイ・チュン外相は4日、習近平(シー・ジンピン)総...
 国防省傘下のベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)は4日、シンガポールに駐在員事務所を開...
 東北部地方クアンニン省人民委員会はこのほど、ハノイ~クアンニン間高速鉄道プロジェクトの投資方針を...
 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)を運行する同市メトロ1号線有限会社...
 ダナン市人民委員会は、2026年のテト(旧正月)期間中のロン橋(ドラゴン橋=ドラゴンブリッジ)の噴水・フ...
 世界最大級の宿泊予約サイト「ブッキング・ドットコム(Booking.com)」は、アジア太平洋(APAC)地域にお...
 ホーチミン市人民委員会は、テト(旧正月)を祝うイベントの一環として、「ブックストリートフェスティバ...
 財政省は3日、証券取引や情報開示などの規定を改正する通達第8号/2026/TT-BTCを公布した。外国人投資家...
トップページに戻る