2011年の旧正月(テト)は、花祭りや観葉植物店で新種の花を多数目にすることができる。18日付グオイラオドン紙(電子版)によると、ホーチミン市2区チャンナオ通り、10区タインタイ通り、5区グエンチャイ通りの花屋はテトに向けて観賞植物や草花を買おうとする客人で賑わっている。
以下は今年の新種の一部(いずれも鉢植え)。
・ツツジ:(特色)落葉低木としては珍しい高さ1メートル (色)白・ピンク (価格)120~300万ドン(約4800~1万2000円)
・オクナ:(特色)一般的なオクナは枝が幹が横広がりに延びるのに対し、垂直に伸び高さが1メートル程 (色)黄 (価格)40~50万ドン(約1600~2000円)
・ガーベラ:(特色)一般的なものに比べて大輪 (色)黄・赤・紫・白 (価格)7万ドン(約280円)
・テッポウユリ:一般的なものに比べて格段に大きい扇風機の羽ほどの大輪、まるで幼虫のようにクルクルに巻かれた葉 (色)黄
この他にもスイレンなどの水生植物やサボテン科の多肉植物など多数の新種が市場に出ている。なお、2011年テトの花の販売価格は、この数か月冷え込みにより例年より比較的高い水準となっている。