保健省が「たばこの被害防止プログラム」として、公共の場で喫煙することを禁止してから、約1年半が経過した。その間に禁煙で罰せられたのは僅か10人だという。23日付トゥオイチェー紙電子版が報じた。
また、2010年に行われた「喫煙目撃の有無と目撃した場所に関するアンケート」によると、▽公共施設(38.7%)、▽医療施設(23.6%)、▽小学校・幼稚園(22.3%)、▽公共交通機関内(34.4%)――で喫煙を目撃したことがあるという結果が出た。
保健省では、これまで禁煙の強化に向けて、罰金制度を設けるなどしてきたが、違反を取り締まる査察官の数が不足しており、効果が薄いのが現状だ。