ハノイ市で同性愛者を公言する最年長の男性として知られていた、ブー・チョン・フン氏(73歳)が23日午後、入院先の病院で息を引き取った。25日付ラオドン紙(電子版)が報じた。
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同氏の葬儀は同日中にしめやかに執り行われた。葬儀には、親族のほか、同氏が生前参加していた、エイズ撲滅運動のメンバーらが参列した。
同氏は亡くなる数日前に階段で足を滑らせて転倒。倒れていたところを近所の住人が発見し、病院に緊急搬送されたが、頭蓋骨骨折などの重傷で意識不明の重体となっていた。
同氏が重体となっているという知らせは、フェイスブックなどで話題となり、治療費として寄付金を集う活動などが始まっていた。今回の訃報に対しては、ネット上でも多くの追悼コメントが寄せられている。