ホーチミン:テトのお年玉に「金色の米ドル札」が人気

2014/01/22 06:42 JST配信

 テト旧正月)が間近に迫る中、縁起物の珍しい紙幣の需要が高まっている。幸運を呼び込むといわれている米国の2ドル札が人気なのは毎年のことだが、ホーチミン市内では最近、黄金色に光り輝く模造米ドル札が人気を集めている。

(C)  tuoitre
(C) tuoitre

 ディエンビエンフー通り、ボーティサウ通り、リータイトー通り、バータンハイ通りなどの市内の大通りには、こうした模造米ドル札の売り子が大勢立っている。その殆どが大学生のアルバイトだ。模造紙幣には、2ドル札と100ドル札の2種類があり、売値はそれぞれ、2万ドン(約99円)、2万5000ドン(約124円)となっている。

 模造紙幣は薄い金属の板でできている。金色の模造米ドル札が売られるのは、ベトナムでは初めてのこととされており、面白がって買っていく人が多いようだ。

 売り子の1人に売行きを聞いてみると、「1日に数百枚売れて、売り上げは130万ドン(約6460円)~180万ドン(約8910円)ぐらいです。私はただのアルバイトで、時給2万5000ドンでここに立って売り子をしてます。雇い主によると、全部で15か所くらいで売っているそうです」と述べた。

[ LE VAN PHONG Tuoitre 19/01/2014 17:26 (GMT + 7)U]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 2月中旬のテト(旧正月)のお年玉用として、今年の干支の「戌(いぬ)」にちなんで犬の図柄が入った外国の...
 2017年のテト(旧正月)が半月後に迫る中、お年玉用の外国紙幣の販売が活性化している。今年は干支の「酉...
 2016年のテト(旧正月)までまだ2か月ほどあるが、お年玉用の外国紙幣の販売は既に始まっている。来年の...
 テト(旧正月)が間近に迫る中、縁起物の珍しい紙幣の需要が高まっている。幸運を呼び込むと言われている...
 テト(旧正月)が近づいている中、インターネット上にはお年玉用の新札交換サービスの売り込みが多数掲載...
 旧正月(テト)が近づき小額紙幣の需要が急増している。寺社を参詣する際の賽銭やお年玉などに使用するた...
 旧正月(テト)にはまだ1か月以上あるが、早くもお年玉用の小額紙幣や珍しい外国紙幣への両替サービスが...
 旧正月(テト)のお年玉として使用するために、世界各国の珍しい紙幣に対する需要が高まっている。これ...

新着ニュース一覧

 電子機器・電気機械器具の製造・販売を手掛けるコーセル株式会社(富山県富山市)は、海外子会社(非連結...
 ベトナムで初となる軽量軌道交通(LRT)路線が19日、南部メコンデルタ地方アンザン省フーコック特区(島)...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 米国の調査機関World Population Review(WPR)が先般発表した
 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロ...
 ホーチミン市では現在、計1万8613台のタクシーが運行されており、このうち電気自動車(EV)が1万3124台で...
 レ・タイン・ロン副首相はこのほど、「2025~2035年の外国語教育強化計画および2045年までのビジョン」...
 ベトナム国家大学ホーチミン市校(ホーチミン市国家大学=VNU-HCM)の副学長を務めていたグエン・ティ・...
 ベトナム郵便通信グループ(VNPT)は18日、2026年計画実施会議の枠組みの中で、人工知能(AI)専門会社「VN...
 東南部地方ドンナイ省のロンタイン国際空港は19日、初の民間旅客便を受け入れた。同空港が受け入れた初...
 地場系コングロマリットのビングループ[VIC](Vingroup)は12月19日、ハノ
 南北高速道路は19日、北端のフウギ国境ゲート~チーラン間高速道路(約60km)および南端のカントー~カマ...
 株式会社ストライプホールディングス(岡山県岡山市)のグループ会社であるストライプベトナム(STRIPE VI...
 阪急阪神不動産株式会社(大阪府大阪市)と株式会社シーアールイー(東京都港区)は、シンガポール政府系企...
 ピックルボールのプロ選手養成を目指す「D-JOYスポーツアカデミー」が13日にホーチミン市で開校した。...
トップページに戻る